7月27日は、労組関係の裁判の判決でした。(この話は実は前置きです)
簡単に事情を説明すると、
2002年に明治大学が生協を解散させ、従業員は全員解雇というひどいことがあり、明治大学生協労組は、ずっと争議を闘っています。わたしの所属する福岡地区合同労組も連帯しています。
労組は、争議で抗議情宣を色んなところでやりますが、経営側は、「情宣禁止の仮処分」とか、いろいろと情宣妨害をしてくるのです。
で、2012年2月の福岡の明大入試情宣のとき、一応、裁判所が認めた仮処分として、拡声器と旗を持って行かれました。といっても、これは「保管」するだけで返還されるはずでした。
ところが、これを紛失したという事態になったのです。拡声器は福岡合同労組のもので、旗は、明大生協労組のものでした。しかも、旗はただの旗じゃない、労組旗だったのです。
それで、国と保管していた株式会社アリスを相手取り、損害賠償請求訴訟を提起したのです。
それから、3年、ようやく、いや、早くも?判決となりました。
判決。
旗については、こちらも散々、「労組旗は、団結の象徴であり、決してないがしろにしていいものじゃない」という主張したので、それを裁判所が理解したようで、「被告は1万円を賠償せよ」と。しかし、拡声器については、あまりこだわった立証していないから金額をつけられないので、賠償しなくてよろしい的な判決。
いちおう、勝利的判決。でも、拡声器はどうするん?という状態です。
そのあと、組合事務所に行って、いろいろと作業しました。組合や救援会のファイル整理とか・・・。
で、前置きが長くなったけど、
久しぶりに「きんしゃい金曜!脱原発行動」に参加しました。九電本店前に宣伝カーをつけて、横断幕の前に行くと、「今日、喋るよね、死刑・・・」と司会に声かけられて、「あ、でも、さっきも裁判所の前で情宣したし・・・いや、喋ります!喋らせてください」と言ってしまった。
久しぶりに「きんしゃい金曜!脱原発行動」に参加しました。九電本店前に宣伝カーをつけて、横断幕の前に行くと、「今日、喋るよね、死刑・・・」と司会に声かけられて、「あ、でも、さっきも裁判所の前で情宣したし・・・いや、喋ります!喋らせてください」と言ってしまった。
わたしは、マイクスピーチは嫌いじゃない。でも、喋りながら興奮してくるので、疲れる。「やらないほうがいい」と医師に言われている。双極性障害は感情障害、あまり興奮するのは良くないということなのですが・・・。
しかし、今月は13人も死刑執行で殺されているのに、なんの反撃も思いつかない。7月6日の7人執行の日は大雨で、翌日、天神パルコ前での抗議情宣はしたけど、福岡拘置所での抗議はしないまま。そして、26日の6人執行についての抗議は何もしていない。ブログやツイッターでぐちぐち言うだけでは駄目だ!何かしなければと気持ちは焦っている。
そんなわけで、九電前で、原発はいらんという抗議しながら、死刑執行への抗議をした。わたしのスピーチは、正に言いたい放題。理屈も何もありゃしないです。それに比べると、その日ずっと一緒だった明大生協労組のSさんは、裁判所前でも九電前でもキッチリ整理されていて、筋の通ったスピーチ。羨ましいです。死刑執行についてもしっかり話してくれましたし。
なんだか、ぐちゃぐちゃなブログですが、むしろ、ブログ、日記らしいのでは?