中桐です。
昨日、抗議申入書を提出したということで、大谷さんから連絡がありましたので、こちらにも掲載します。除却命令期限以降、行政は動きを見せていませんが、隣接する小中校への「配慮」から、春休みなり休校日なりに強制排除を強行するのではないかという読みもあるようです。(前回の強制排除もそうでした。参考サイト。子どもに見せられないなら止めたらいいのに。)引き続き、ご注目をお願いします。
(2月18日の花園公園。掲示板をじっと見入る労働者もいる。常駐する警備員も。)
みなさま。
本日、花園公園強制排除に対する、抗議申し入れ書と、賛同署名(個人225人、団体27団体)を、吉村洋文大阪市長に提出して来ました。ご協力いただいたみなさま本当にありがとうございました。下段は、メール・FAXで賛同いただいた方のお名前、団体名、一言メッセージです。なお、記載漏れ等があればご容赦ください。
除却命令の期限(2月5日(金))が既に過ぎている以上、いつでも強制排除(行政代執行)が出来る状態は変わらなく続いていますが、何とかこの強制排除(行政代執行)を止めさせるための取り組みを、これからも粘り強く続けて行きます。
2016年2月22日(金)
強制排除に反対する釜ヶ崎の会/釜ヶ崎医療連絡会議 大谷隆夫
〖2〳22抗議申し入れ書賛同者〗
〖個人〗(128人)
遠藤智昭(写真家)、堀 剛、藤井克彦(笹島診療所)、竹本衣江、中沢浩二、横山順一、一木千鶴子、斎藤成二、上地 武、宮島星子、岡本拓也、大澤星一、尾島信之、安田和人、中桐康介、川江友二、野々村耀、能川泰治、平出正人(大阪電通合同)、高石 昭、大滝由佳子、奥村剛子、向井希夫、矢島晶子、古郝荘八、佐藤成美、大谷 隆夫(釜ヶ崎医療連絡会議代表理事)、佐野広志、池田宜弘(アジアこどもプロジェクト代表)、宮崎庸人(関西合同労組)、古橋雅夫(関西共同行動)、荒木淳子、小林明、原口剛、松尾和子、松尾哲郎、白崎朝子(安全な労働と所得保障を求める女性介護労働者の会)、山崎洋(ユニオンぼちぼち副執行委員長)、小畑太作、中村葉子、大川祈、木村真(豊中市議会議員)、長崎由美子(生野地域活動協議会会長)、山崎博之、畑江清司、ながたけひさのり、山口玲子、筒井修、まえだヒソカ、山川昭彦、山川知子、小林祐子、善村文瑞、芦原省一、松尾美恵子、吉沢省吾、尾崎美代子、近江の南風、たかひら 正明(不屈の立憲主義、たかひら正明と見つめる岸和田代表)、斉藤日出治、たぬき御膳、石井愛、豊崎金猛浩、杉浦 薫、杉浦房代、本間 全、石田 勝啓(関西合同労働組合執行委員長)、岡田有生、大畑凜、五道知典、大澤言、ト田啓三、新居サツキ、ト田昭子、木村芳子、木村俊彦、高谷三郎、森山幸子、原見静江、中野みち、後藤芳子、吉田和子、松藤みどり、備後直子、塚本智恵子、筒井早苗、野木宗信、牧村スマ子、田中廣子、木村和子、宮崎信子、土橋美香、大澤奈緒美、岩本たみ、永田清子、植村葉子、松村上子、大西眞規子、匿名1人、國松靖子、小西佳子、鈴木惠美子、鈴木はな、西井祐子、西川道子、野村洋子、藤本優子、本間せつ子、山本祈未子、松田孝子、西井裕美子、木ノ脇悦郎、高木清、中村静勇、西川勝、藤本良輔、下村喜八、鈴木承平、松山幸則、安田優子、佐野淳子、宮里シンタロウ(全都実残党)、中川五郎、中山茂、青栁林(あおやぎしげる、真宗大谷派 速成寺 住職)、いちむらみさこ(ノラの会)、堀口宏二 (枚方市民)、茂野さお り
〖団体〗(27団体)
NPO長居公園元気ネット、釜ヶ崎地域合同労働組合、釜ヶ崎炊き出しの会、釜ヶ崎医療連絡会議、関西合同労組、関西合同労組大阪支部、釜ヶ崎ストロームの家による人権侵害を許さない会、関西非正規等労働組合(ユニオンぼちぼち) 、靖国・天皇制問題情報センター、渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)、日本基督教団滋賀地区社会委員会、北大阪合同労働組合(北合同)、死刑廃止・タンポポの会、精神障害者カワセミの会、福岡市民救援会、福岡地区合同労組、高齢者特別就労組合準備会、「西成青い空カンパ」、釜ヶ崎公民権運動、釜ヶ崎パトロールの会、長居公園仲間の会、野宿者ネットワーク、山谷労働者福祉会館活動委員会、アルミ缶古紙組合、明治公園寄り合い(住人+応援する有志の定期会合)、国立競技場周辺で暮らす野宿生活者を応援する有志、
〖ひと言メッセージ〗
人が生きると言うことをもっと大切にしてもらいたい。(宮島星子)
花園公園の追立、撤去に抗議する。(野々村耀)
花園公園内のテント排除のためのバリケードを即刻撤去することを求めます。生きる権利を阻害する事を認めるわけにはいきません。(佐野広志)
花園公園の住人の方々に対する大阪市のやり方に断固抗議します。(竹本衣江)
人の生きる権利を踏みにじる大阪市は許せない。いますぐテント撤去をやめろ。(中村葉子)
眼前の弱者を排除することは何の解決も導きません。目の前からいなくなるに過ぎず、追いやられる個人にもこの世にうまれて今まで生きた人生があることを思えば非道な扱いはできないはず。もっと思いやりをもってください。(小林祐子)
大阪市は花園での野宿者への強制排除という差別的行動をいますぐやめてください。(高石 昭)
いうまでもなく、行政代執行は人の生活を根こそぎ破壊する行政の暴力です。「生活保護があるじゃないか」という人もいるかもしれませんが、生活保護を選ぶかどうかはその人が決めることです。他人が誰かの生き方の「良し悪し」を評価すること自体、不遜であり、差別です。そういった一方的な評価の上で暴力装置を用いて排除するというは絶対にしてはならないことです。行政がそんな態度であるからこそ、野宿生活者・テント生活者に対する差別偏見が拡大再生産されるのです。これでは差別襲撃はなくなりません。一人一人の尊厳を大事にして人権を守る行政を目指すべきです。大阪市は直ちにテント周辺のバリケードを撤去し、除去命令を取り下げ、行政代執行の計画を中止すべきです。(本間 全)
弱者に優しい政治を(安田優子)
直ちに、大阪市は花園公園のバリケード撤去し強制代執行を停止せよ。
生きる権利を認めろ。(佐野淳子)
「人間には生活拠点が必要です。社会から弾き出される人を生み出す社会、労働者の使い捨てを容認する社会、社会構造の不備がある以上、路上の生活拠点を奪うことは許されません。行政の約割は不足する社会基盤の充実にあると考えます。いたずらに不法占有の強制是正を繰り返した先に待つのは、小屋を持たず移動生活を強いる社会です。貧乏人は死ねと言うことです。行政が仲間の死を強いるのであれば、ワシらは遠慮なく牙を剥きます。」宮里シンタロウ(全都実残党)
世の中のしくみのひずみが問題であるのに個人の責任にすりかえられています
しくみとは政治的なシステムであり構造的なありようで、
弱者を切りすてる為政者の意識です
そして、それをささえるすべての民の生きざまが問われています
そのことについてなにがしかの意思表示をし表現し行動していきたいと思い賛同します(青栁林(あおやぎしげる、真宗大谷派 速成寺 住職))
「強制排除に反対する釜ヶ崎の会」の抗議に連帯し、大阪市長・建設局長に、猛省を促します。
LIVE IS LIVE.住むことは、生きることです。堀口宏二 (枚方市民)