頭痛は、本当に辛いですね。日本人に最も多いと言われる、私も悩まされた「緊張型頭痛」についてお伝えします。
30代の頃でしたが、仕事中に頭痛がするようになりました。それも毎日続き、痛みも日々ひどくなり仕事が手につかなくなるほどになってきたんです。
毎日のことですから、頭痛が起き始める時間帯もだんだんとわかるようになってきました。そうなると、そろそろ来るなと身構えますから、恐怖ですよ。
私、ガマンできなくて病院に行きました。
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頭痛を理由に病院を受診する日本人は、欧米人に比べて少ないそうです。
おそらく「頭痛くらいで大げさな」という感情が働くのでしょうね。いかにも日本人らしいと思います。
私の頭痛ももしばらく我慢していればおさまっていたのですが、毎日のように続きますので、これは大変な病気が隠れているのかもしれないと思ったんです。
行きつけの内科で診察してもらったのですが、おそらくはストレスや肩こりが原因だろうからと肩こりの薬を処方してもらいました。
ただ、その先生が専門ではなかったためか、私の話す症状を聞くと「三叉神経痛」の可能性もあるから、専門医の診察を受けるようにとの話でした。
そんなことを言われるとこちらも心配ですから、あまり時間をおかずに脳神経外科を受診しました。
結果は、さすがは専門医と言うべきなんでしょうか、問診だけで、「それは三叉神経痛ではない。処方してもらった肩こりの薬を飲んでいなさい。」ということでした。
「先生、検査とか必要ないんですか?」と食い下がる私に、問題無いの一言で診察は一回で終了しました。その後、処方された薬を服用することで、徐々に頭痛はおさまっていきました。
実は、私の経験したストレスや肩こりなどが原因となる頭痛は、緊張型頭痛と呼ばれるもので、年令や性別を問わずに日本人の多くが経験するタイプの頭痛なんです。
肩こりでなぜ頭痛がするの?
緊張型頭痛の原因は、ストレスや肩こり、首のこりですが、なぜそれが頭痛を引き起こすのでしょうか?それは、次のようなメカニズムによります。
- ストレスや悪い姿勢により筋肉が緊張し硬くなります。コリの状態ですね。
- コリにより血流が悪くなります。
- 血流が悪くなると老廃物が筋肉にたまります。
- 筋肉内の神経を刺激し、痛みが生じます。
原因は、筋肉の緊張ですから、これを取り除くことが大切ですね。
緊張型頭痛の対策のために日常で注意することは
心身のストレスが全く無ければ、筋肉の緊張,コリとも無縁なのでしょうが、それはなかなかムズカシイですね。
体のストレス低減には、次のようなことに注意しましょう。
●首や肩に負担のかかりやすい姿勢に注意しましょう。
パソコンやスマホなどを見る時に猫背になっていませんか?私が頭痛に悩んでいた時は、仕事で長時間パソコンに向かっていましたので、その時の姿勢が原因だったのだろうと思います。
スマホをよく見るあなた、スマホ首にも注意しましょう。こちらの記事も参考にどうぞ
●運動しましょう。
長時間同じ姿勢でいることは、筋肉の緊張,コリを引き起こします。体操やストレッチなど簡単な運動を心がけましょう。体を動かすことは、心のストレス解消にも効果があると言われます。
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●温めましょう。
温めることは、血行を改善します。入浴やカイロ,蒸しタオルなどを活用してコリをほぐしましょう。
猛暑の今の季節は、シャワーなどで済ますことも多いと思いますが、入浴は疲労回復やリラックスなどたくさんの効果が期待できます。
対応には注意が必要
ここで注意しなけばいけないことは、頭痛の原因によって対応は全く異なるということです。血行を良くすることは緊張型頭痛の対策には効果がありますが、例えば片頭痛には効果がないどころか、悪化させてしまいます。
これは、片頭痛が血管の拡張による神経への刺激が痛みの原因となっているためで、血行が良くなって血管が拡張すると悪化してしまうのです。
ですから、頭痛の原因を正しく知ることがとても大切です。もしあなたが頭痛でお悩みなら、まず専門医を受診することをオススメします。
いかがでしょうか?たかが頭痛と軽く考えずに、まず専門医の診断と治療を受けてくださいね。
私も診察を受けたことで毎日悩んでいた頭痛から開放されました。