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気付いたらオークになっていたので日記をつけることにした 作者:藤屋順一

第一章 集落と周辺の環境を良くすることにした

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豚日記5

豚歴1年1月10日 雨


朝起きたらクララが俺の身体をブラッシングしていた。妙に手慣れていて気持ちが良かった。

きっと飼われていた家畜小屋で馬の世話なんかもさせられていたんだろう。

ブラッシングが終わるとついでとばかりに手と口でご奉仕してくれた。マジで最高だった。

多分オークのデカいアレを女のアソコが裂けるまでぶっ挿すよりもよっぽど気持ちいいだろう

何もしていないときは怯えて女僧侶にくっついていることが多いが、ブラッシングしている時は落ち着いているようだ。

目が見えないんで俺をフレンズ的な何かだと思っているのかもしれない。

そん時に女僧侶が居ない事に気が付いたんで慌てて穴倉から出て女僧侶を探してみると、集落の中で怪我した豚畜生の治療をしたり食い散らかしたごみを片づけたりしていた。

襲われないかと心配して見ていたが、逆にその辺でうんこ座りしてるアホを『E:ひのきのぼう』でバシバシ殴って肥溜めに連れて行ったり襲い掛かろうとするアホにかまいたちを掠めてビビらせたりしてて笑った。

服は一昨日持ってきてやった奴じゃなくズダ袋に手を加えて服にしたやつを着ていた。

こいつマジでぐぅ聖だわ。女僧侶じゃ難なんで今日からこいつをマリアと呼ぶことにした。

ちょっと思いついたことがあったんで水場の近くに東屋を作ることにした。

ついでに水場を見てみるとこの間の集団水浴び事件の汚染がまだ残っててちょっとへこんだ。

東屋づくりは勇者様ご一行が斧やら剣やらを持ってたので工具には困らなかったが、どうやって作ったら上手く行くのかがわからず苦労した。

枝をツタで組み合わせたり大きい葉っぱを縛り付けたり編みこんだりしてでっかい屋根板にしたものをそこいらの木に立てかけるだけの不格好な物しかできなかったが、雨や日差しは防げるしまぁ良いか。

満足して穴倉に帰るとマリアが先に寝ててクララが頭をなでなでしてた。

ほんと、オークの集落の中とは思えん空間だわ。

マリアはいつも俺を警戒して最後に寝ているのに今日はよっぽど疲れたんだろう。

今日のご奉仕は諦めてそっとしておいてやることにした。



豚歴1年1月11日 晴れ


二人を昨日作った東屋に連れてきた。

ちょうどそこに豚畜生が通りかかったんで東屋に呼び寄せてクララにブラッシングさせた。

マリアは俺が何をしたいか察しがついたようで、桶に水を汲みに行ったり自分勝手に動く豚畜生を叩いて言う事を聞かせてた。

豚畜生はクララのブラッシングテクでブヒブヒ言いながら涎を垂れ流していた。きめぇ

ブラッシングが終わると俺にしたように手と口で豚畜生にご奉仕してた。

その様子にマリアはドン引きしていたがクララの方はそれを当然のようにやっていて豚畜生は身ぎれいになったうえ大満足で帰っていった。

豚畜生には少々勿体ないサービスだが必要と言えば必要だ。クララにとっても人間相手の玩具にされるよりは自分の技術を使って豚畜生の世話をする方がよっぽどマシな生き方だろう。

その後何匹か捕まえてクララのエロサービスを受けさせた。

マリアと一緒なら大丈夫だろうと穴倉へ帰ってゴロゴロしてたら日が暮れるころに二人が帰ってきた。

ズダ袋を引きずってるんで何かと思って見てみると果物やら芋やらウサギの死体やらきれいな石やらがなんやかんやと入ってた。どうやら豚畜生からのお礼らしい。

なんだよ。あいつら、ちゃんとそういうことできるんじゃねえかよ。

穴倉の前で火をおこしてやるとマリアは芋を葉っぱでくるんで火の中に入れたりウサギにお祈りして木の枝に括り付けて火であぶったりしてた。

オークになってこんなにうまい飯を食うのは初めてだったんで嬉しかった。

寝る前二人にはお礼として念入りに舐め舐め攻撃してたっぷりこくまろミルクをごちそうしてやった。

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