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気付いたらオークになっていたので日記をつけることにした 作者:藤屋順一

第一章 集落と周辺の環境を良くすることにした

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豚日記4

豚歴1年1月8日 曇り


朝に水浴びをしてたら前に体に泥を塗ってることに文句を言ってやった豚畜生が来て興味深そうに見ていたから水浴びして毛皮をきれいにする方法を教えてやった。

豚畜生の世話なんてしたくはないが、自分からキレイになろうとするんなら協力もやぶさかじゃない。

そういえば最近池にうんこが浮いていることもなくなったし道端に落ちているうんこを踏んで嫌な思いをすることもなくなった。

ここの暮らし向きもこれからちょっとは良くなるんだろう。

と思ってたら昼に水場に行くとさっき教えたやつのマネして十匹くらいの豚畜生が水浴びをしてた。きめぇ

キレイにするのはいいが、こいつらは加減を知らねぇ

水飲み場の池が豚畜生のくせぇ汚出汁(おだし)でドロドロじゃねぇか。畜生。

しょうがないからちょっと離れた沢まで水を汲みに行くことになった。

夕方になって今夜のヒャッハータイムの準備をした。

俺も襲撃の現場に出るのは初めてだったので、メンバーを集めてとりあえずガキは襲わないことと殺しはしないことを言いつけて後は自由にさせることにした。

いや、実際に現場を見るとドン引きだわ。

ドアノブひねって押すか引くかしたら中に入れるのに、わざわざドアに体当たりを繰り返してぶち破ろうとするわ、女を見つけたら、剥く→ぶっ挿す→激しく前後→発射、で、オ〇ニーに使ったティッシュみたいにそのまま使い捨てて次の女を探しに行くわ、食料を見つけたらその場で食い散らかしていくわで、何つうか、激しく資源の無駄だ。国際共通語で言うとMOTTAINAI。

これは改善の余地ありだな。

俺は他の豚畜生共がヒャッハーしてる間に使えそうな道具を集めることにした。豚畜生にはできない発想だ。

豚畜生に必要なアイテムだったら家畜小屋にあるかもしれんと思って見に行くと面白いもんを見つけた。

ボロ切れを着て首輪で繋がれた傷だらけのメクラの娘だ。どうやらここで男たちの慰み者になってたらしい。

ほんとにここの奴らは豚畜生以下の連中ばっかだぜ。

その辺にあった桶やブラシなんかと一緒にズダ袋に入れて持って帰ることにした。

女僧侶やこの娘に着せる服を調達するために近くの家によってついでに食料と石鹸も手に入れた。

そうしているうちに豚畜生の悲鳴が聞こえてきたんで慌てて行ってみると、仲間の一人が斧で頭をかち割られてた。

どうやらこの豚畜生が嫁を犯してる隙を突かれて旦那にやられたようだ。下手を打ったな。

仲間の死に逆上して暴れようとする豚畜生をぶん殴って脳みそがはみ出てる仲間を担いで帰らせ、その日の襲撃は終了した。

穴倉に戻ったら戦利品の娘を女僧侶に介抱させた。

女僧侶は服にはあんまり興味がなさそうだったが石鹸には喜んでいるみたいだった。

取ってきた食料品を食べるように促すと祈りを済ませて遠慮がちに食べてた。

こいつはほんとにガチ聖職者だな。



豚歴1年1月9日 曇り


昨日の襲撃で下手を打った仲間の葬儀をすることにした。

アホの豚畜生共には意味があんまり理解できていないようだったが族長には理解できたらしい。

葬儀の間中ブヒブヒ言ってた奴らも仲間を墓穴に入れて女僧侶がお祈りを上げるところでは大人しく見てた。アホ連中も最後にちょっとは意味が理解できたようだ。

女僧侶は今回の葬儀を執り行ったことで豚畜生共から敬われるようになった。良い傾向だ。

葬儀の後は昨日の戦利品を楽しむことにした。

メクラの娘は快楽を知らないまま暴力と苦痛の中で凌辱を繰り返されていたらしい、俺の舐め舐め攻撃に泣きながら喜んであへあへ言っていた。

玩具にされてたせいでアソコが緩んでるようだったから試しに挿れてみようとすると横で大人しくしていた女僧侶が怒って俺をぼこぼこに殴って阻止しようとしてきた。

いい度胸だから代わりに女僧侶を犯してやろうかと思ったら自分から服を脱いで尻を突き出してきた。

聖職者が震えながら未使用のアソコを差し出してくる姿には滅茶苦茶興奮したが、それ以上に心に来るものがあった。今回は舐め舐め攻撃だけで許してやろう。

その後の二人一緒に舐めさせると結構良い感じだった。女僧侶は相変わらずヘタクソだが、メクラはマジでうまかった。男からの凌辱をちょっとでも避けるために手にした技術なんだろう。芸は身を助くって奴だ。

あんまりメクラって呼ぶと色んなところから抗議が来るからこの娘の名前をクララに決めた。

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