gu-gu-life’s blog

2才&4才育児主婦が物や家事に追われる生活を断捨離すべく奮闘中。 イラストブログで、綴ります!

3人目の出産もまた里帰り出産はしない理由と対策~自宅育児は孤独との戦いでした~

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妊娠も9ヶ月中旬。

いよいよ出産を控える身として1つ考えるのが「里帰り出産」のこと。

 

実は3回目の出産になりますが、かれこれ一度も里帰り出産を経験したことが無い私です。

 

なぜ?

どうやって過ごしたか?

今回は?

 

なんかを記録してみたいと思います。

 

 

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1.里帰りしない理由は出産のたびに様々

 

①1人目の子の決断理由

ありきたりですが…夫です。

 

我が家の夫はどこかのんびりしています。

 

子供ができたと知った時、とてもうれしそうにして妊娠中も分からないなりに支えてくれました。

 

しかし、やっぱり父親になる事に対して「自覚」というより「認識」レベルで、どこか行動がぼんやりしているんですよね。

 

1人目の妊娠で感じたのは「夫の近くで新生児期という一番大変な育児を経験しなかったら、夫は出産の大変さも育児の大変さも知らないまま父になるかもしれない」という不安でした。

 

初めてできた夫婦二人の子供。

まずは親として二人で試行錯誤してみる道を選んでみました。

 

 

②2人目の子の決断理由

1人目の時もそうですが、「母が管理職として現役で、母のプライベートが皆無だった」というのが実家に頼れなかった理由です。

 

私の実家は共働きで、母はずっと1つの仕事を退職まで勤めあげてきました。

退職して管理職という責務から離れたのは、ここ最近の事です。

 

私はその仕事をずっと尊敬してきたつもりで、プライベートが無い母にこれ以上の負担をお願いできないな…と思い、2人目の子の時も里帰りしない決断をしました。

 

 

③3人目の子の決断理由

3人目が今までと全く異なります。

 

その理由は一番上の娘の幼稚園行事です。

私の出産は運動会シーズン。

 

里帰りしてしまえば運動会の練習に参加できず、もしかしたら運動会にも参加できなくなってしまうかもしれない…。

 

今回の出産なら実家には頼れる…けど、今の生活を基盤に考えるとどうしても自宅から離れがたいな…となり、里帰りしない決断になりました。

 

 

2.どうやって過ごしたか?

そうは言いつつも、やっぱり頼れる親戚が近くにいない環境下で、夫も休みを取らず出産&育児をするって…

正直言って大変です。フハハハッ

 

①新生児期のタイムスケジュール(一人目)

8:00 起床・授乳・おむつ交換・娘の着替え・私の朝ごはん

10:00 授乳・おむつ交換・沐浴

12:00 授乳・おむつ交換・私のお昼ごはん

14:00 授乳・おむつ交換・夕飯準備・洗濯等の家事

17:00 授乳・おむつ交換・私のお風呂

18:00 授乳・おむつ交換・私の夕飯

19:00 娘寝かしつけ・授乳(夫が間に合う時はミルク)・おむつ交換

22:00 授乳

~日が変わって~

1:00 授乳・おむつ交換

4:00 授乳・おむつ交換

6:00 授乳・おむつ交換

 

※ざっくり書いていますが、寝れない夜も…だいたい夜は細切れ睡眠です。

※夫の夕飯や洗濯掃除はしていましたが、朝ごはんは「無理」と断っていました。

※夫が帰宅した時間や休みの日は極力ミルクで対応して、おむつ交換や寝かしつけ、着替え、沐浴等、夫にも育児に参加できる環境にしていました。

 

 

②頼ったもの・活用したもの

正直、「地獄の沙汰も金次第」みたいなところがあって、何かに頼ろうとするとけっこうなお金がかかりますね。

ファミサポ、家事代行サービス、食材やお弁当の宅配サービス等…。

 

ましてや私は田舎に住んでいるので、家政婦さんの様に「お金を出したからと言って便利に活用できるサービスもない」状況でした。

 

そんな私の頼りになっていたものがこちらです。

 

・週末に買いだめをして、足りないものは夫に買ってきてもらう

リフレッシュも兼ねて週末の買い出しは私が行っていました。

一人目の時は夫婦二人が食べる物だけなので、さほど買い物の多くはなく、「無ければ違うもので」という感じです。

 

・退院後1~2日は母が手伝いに来てくれた

1人目の娘との退院後、母の休みが取れた事もあって、1~2日手伝いに来てくれました。

話し相手がいる事や、健康面を配慮してくれた料理、「子供の事だけ考えていればいい」という環境がとてもありがたかったです。

 

・ラインで愚痴る!!!

私は近所(車で15分ほど)に同時期に出産した友達がいました。

その子も私も子供が新生児の頃は会えない分、夜中に寝られない時なんかは「起きてる?」とかラインしあって、愚痴り合っていました。

「同じ環境にいて共に闘う戦士」くらいの感覚で、本当に心強かったです。

 

・子育てブログで癒される

私がブログを読むようになったのがこの頃です。

「分からない事オンパレードの初育児」は普段なら何ともない小さな事も「検索魔」に豹変してしまいます。

どこのだれかわからないけど、同じ空の下で奮闘するママさんの姿を自分に重ね、「私だけじゃない」と何度も励まされました。

 

 

・楽天で新生児期から使える抱っこひもをゲットした

「ベビーベットで赤子は寝ない」「バウンサ―は寝る子、寝ない子がいる」なんて聞いていたものですから、我が家はそのどちらも買っていませんでした。

 

しかし、初めての育児でとにかく自分の子供の泣き声が気になって、モヤモヤするんです。

かといって、首が据わらない子供を抱っこしたままじゃ、洗濯ものを取り込むことすら出来やしない。

 

と言う事で、産後1週間で「新生児期から使える抱っこひも」を楽天で購入しました。

 

自宅に居ながら商品が届くなんて…感動…!

私が楽天を活用する様になったのは、この頃からです。

  

・・・ね?

「家族」以外に、意外と画期的に活用できるもんなんてないんです。

 

どちらかと言えば、後方支援の様なものがほとんどで、どれだけ体力がつぶれようとも、どこかで気力を養って、カバーしていく。

それが私のスタンスでした。

出来る事なら 仙豆が欲しかった・・・

 

 

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3.良かった事、悪かった事

良かった事

・新生児の時期から夫と育児を共有できた

うちの夫はイクメンというほどではありませんが、「子供の面倒を任せてもまぁ大丈夫でしょう」というレベルに現在は仕上がっております。

 

苦楽を共にする事が、全てにおいて「良い」事ではないし、それは夫婦によって異なると思います。

しかし、我が家にとっては「かわいいかわいい新生児期」やその苦労を共有できた。

子供の夜泣きには全く気が付かず寝てる夫ですが、蹴り起こせば(←オイ)夜中も抱っこしたりミルクで対応してくれる。

 

そんな感じで「あのとき大変だったね~」が共有できるのは、今でもチャレンジして良かったなと思います。 

 

・私たち夫婦の思うままの育児ができる

大した理想はないのですが、私は他人からチャチャを入れられるのがとっても苦手です。

自分で試行錯誤して「これがいいな~」という方法を見つけるのが好きです。

 

親戚に保育士が多い私の実家環境。

おそらく、実家に帰ったら色んなアドバイスという名のチャチャが入り、私はそれでストレスを感じていたでしょう…。

 

学生時代に実家から離れて早10年以上の月日が経つ私。

ライフスタイルや価値観も少しずつ実家にいる頃から考えると変わってきています。

 

里帰りをしていれば、両親だけでなく、周りの目を気にして「居づらさ」を感じていたかもしれません。

 

 

悪かった事

・孤独過ぎた

「里帰りをしない」「近くに頼れる親戚がいない」というのは、「夫がいない時間は間大人は一人」という環境になります。

「泣く」「乳を吸う」「なんか不機嫌」「たまに寝る」という状態の赤子を相手に、物理的にも視野は狭くなり、心もせまくなっていきます。

赤ちゃん期の子育てって何をしていても下を向く作業が多いんですよね…。

夫が帰宅するまでの時間。

夫が休みに入る週末までの間。

外出もできない環境で、ただひたすら、テレビと喋るしかない状態でした。

でも初めての育児の中で「命への責務」の重さにつぶれそうで、誰かと雑談していれば笑って過ぎる事も、一人だと下を向いてしまう。

 

産後2週目に、大学の友人と外で会った時、空が青くて吸い込まれそうでした。

「あぁ何だかんだ言っても、みんなこうやって大人になってるんだ」と思って、孤独感が浄化された気持ちになりました。

 

「孤独過ぎて辛い」

それが新生児育児の中で私が一番大変だと感じたところです。

 

 ・「里帰りは親孝行だ」と言う声が痛かった

誰に言われたかすら忘れてしまいましたが…

「里帰りは親孝行でもある」と言う言葉を聞いた時、ハッとしました。

私たち夫婦にとって初めての子供であるように、両親にとっても初めての孫。

 

共働きで子育てを思うようにできなかった(うちの実家は姑が強かった…)母にとって、自分の出番だと思っていたのでしょう。

「里帰りせずに、自宅で産むよ」と軽く話した時に、母はひどく残念な顔をしていました。

もしかしたら母はまた「仕事している自分」を責めたのかもしれない。

 

母には「実家、田舎過ぎて何かあった時に怖いから」と理由づけておきましたが…。

 

「里帰りは、娘を持つ母にとっては1つの親孝行である」

そんな意見が、ワ―ママを目指していた当時の私には少し痛かったです。 

 

 

 

4.体力的にどうにかなった理由

 

①私が前職で介護施設の夜勤を経験していたから

もう10年以上も前の話ですが…。

介護施設での夜勤経験者です。

夜勤では3時間ごとの安否確認とおむつ交換を65名ほどのご利用者さんに行っていました。

 

21:00 安否確認、おむつ交換、イレギュラーな事があれば対応

23:00 仮眠

以下、0:00、3:00と同様の対応

翌6:00 安否確認、おむつ交換、朝ごはん等の準備

 

仮眠はあるものの、実質は1時間程度。

汗水たらして働いた後なので、すぐに寝付けない事も。

高齢者の方は体調も崩しやすく、場合によっては救急対応などもあり、寝ていられない事も多々。

 

・・・新生児時期に似ていませんか?この状況。

 

「3時間ごとの授乳」と聞けば「3時間は睡眠できる」と思いがちですが、実際はそうではない。

寝られるのは小一時間。

 

 

他にも工場やコンビニなどの夜勤を経験した事はありましたが・・・。

なによりも介護施設での夜勤経験が私のメンタルや体力を「慣れ」と言う部分で支えてくれていた気がします。

 

 

②添い乳と添い寝

「赤子は寝ない」と四方八方から聞いていたので、予め勉強していました。

この本で…。夜泣きで悩むママたちの間で、一世を風靡したネントレの本。

 

保育士の親戚からは「ネントレって言うけど、結局は単なる放置だ」と言われましたが、私は「寝てさえくれれば、まずはOK」と思っていたので、この本を隅から隅まで読んでいました。

だって夜泣き怖いんだもん・・・!涙

 

で、やっぱり娘も寝なかった。

 

出産して母子同室1日目の夜。

15分ごとに泣かれてしまい、全く寝ることができませんでした。

 

朝、助産師さんに「赤ちゃん預かるね。もししんどかったら添い寝&添い乳してもいいんだよ。あんまり根詰めずにね」と言ってもらい、2日目の夜から添い寝&添い乳をしました。

 

で、娘、めっちゃ寝る。

添い寝の効果なのか、娘はほぼ3時間ごとに起きてくれるので、添い乳で授乳して、二人ともコテンと寝る。

 

このネントレ本では添い乳はあまり勧められておらず、私も迷いながらでした。

しかし、それよりも娘が寝て、私も寝て、翌日しっかり動ける方が私にとっては大切だな~と感じ、この本をそっと閉じました。

 

 

5.里帰り出産しない道を選ぶなら、誰かとつながる手段を持つのがお勧め

「自分の夫は大丈夫だろう」と思っていても、実際に妊娠・出産を経験せず、授乳もミルク以外は私の負担が多くなってしまう分、どうしても、夫の方が育児においては後れをとってしまいます。

 

「出産前に頑張ると言っていたのだから、助けてくれるはず」と期待をせずに、夫以外の誰かと「繋がる」「助けてもらう」手段を用意しておくべきでした。

 

よく寝てくれる子だとしても、日中の孤独な環境は、お母さんの心をつぶしかねないです。

 

もしこれから里帰り出産をしない決断をする方がいるのであれば、旦那さん以外の誰かに頼れる術を用意しておけるといいのかな?

と、個人的には思っています。

 

 

今回は入院中~退院後、3日ほど、実家から母が来てくれる予定をしています。

母にもまだ仕事があるので、心細さもありますが、今の私は、騒がしすぎる子供達や幼稚園等の「まわりと繋がれる環境下」にあります。

 

体力や産後の不調がどこまで続くか?という不安はありますが…。

きっとなるようにしかならず、あーだこーだ言いながら、やっていくんじゃないかな~なんて思っています。

 

 

長くなってしまいましたが、里帰り出産をしない我が家ですが、色んな方の支えによって、ここまでやってこれました。

不安も多いですが、今回もまた、夫・娘・息子・胎ちゃん・私の5人でなんとか乗り越えていければいいなと思っています。

 

 

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