日本ボクシング連盟の山根明会長は3日、テレビ番組に出演し、助成金流用問題などを巡る自身の進退について「この問題で進退というのは考えていない。連盟は何の落ち度もありません」と辞任を否定した。一連の騒動については「連盟の会長として、騒ぎが起きたことに関して責任を感じている。おわびを申し上げる」とも述べた。
2016年リオデジャネイロ五輪男子代表の成松大介選手(自衛隊)が15年度に日本スポーツ振興センター(JSC)から交付された助成金240万円を3等分し、助成対象外の別の2選手に80万円ずつ渡したとされることには「流用じゃない。軽い気持ちでした」と弁明した。