サッカーのW杯ロシア大会日本代表のMF本田圭佑(32)が2日夜、インターネットテレビ局「AbemaTV」に滞在先のバハマから生出演し、2020年東京五輪出場を目標に掲げ、現役を続行する意向を示した。本田は「東京五輪に(24歳以上の)オーバーエージとして出場する。それを目標にあと2年、がっつり鍛え上げようと思う」とにこやかに宣言した。
W杯から帰国後、本田は「それ(W杯)以外の目標を見つけないとサッカーを続けるのは難しい」として熟考を重ねた中で、「引退も考えた」と胸中を吐露。その上で、「W杯に替わりうるのが五輪しかなかった。タイミング良く五輪が来るのは運命」とよどみなく明かした。
さらに、本田は「自分の経験を次の世代の選手に伝えていきたい」としながらも、「僕なりの挑戦は世界一を目指す以外にない。求められるのは一つ、優勝しかないと思っている」と豪語した。
注目の移籍先に関して、オーストラリアのメルボルン・ビクトリーとの交渉が大詰めを迎えていることを認め、本田は「(条件を)受け入れてもらえれば、数日以内に決まる」と語った。