KADOKAWAより出版された『発達障害の僕が食える人に変わったすごい仕事術』の著者である借金玉氏が、ご自身のTwitterアカウントで繰り返し引用されている私の記事、「いま生き辛い界隈でなにが起きているのか その1『不健全な活動』」の内容と、現在の借金玉氏と私との関係について、メディア関係者及び著者を応援されている方々へ向けて釈明記事を発表します。
上記記事(~不健全な活動)の内容や言葉使いは友好的なものではなく、著者を含め、誰が読んでも不快な思いをされることが通常の感覚であると、私は考えております。
現に著者自身が立腹されていることを、著者のツイートを通して私自身も確認しております。
その著者の感情については、特に私が意見することはないのですが、著者は私から一方的な誹謗中傷や侮辱を受けているかのように繰り返し書き込んでおり、その行動に対してだけ、私は主張したいことがございます。
著者との対立関係のそもそもの始まりは、私が6月23日から7月1日までにTwitter上にて行った『発達障害の僕が~』の実況読書がきっかけでした。
実況読書とは、読みながら思ったことをその都度ツイートする、というものです。読み手である私の感想や、ページが進む中での心境の変化を、自分のフォロワーさんたちに楽しんでいただきたくて考えた企画でした。
その感想を読んだ著者が、明らかに理解不十分なまま、私の感想ツイートやブログの内容を軽んじるツイートを繰り返し行いました。
その様子に気が付いた私は対話の機会を設けましたが、なんの返事もないままブロックされました。
一連の流れは、下記のまとめをお読みいただければ全体的に把握できるかと思います。
私は発達障害当事者の一人として、この本を真正面から読み、思ったことをそのまま言葉にしてネットに残したいと思いました。
私は障害特徴を治す方針で生きてきた者ですので、本の主張する内容には疑問や異論もありましたが、ここまで感情的になって読めた本は本当に久しぶりで、10数年ぶりに手に取った発達障害本が、この本でよかったとさえ思っております。
そういう気持ちも、機会があれば著者にも伝えたいとも思っていました。
しかし上記まとめにもあるように、私のツイートに対する著者の態度はあまりに痛々しいものでした。
私がおよそ十年かけて言語化した『発達障害攻略マニュアル』という記事の内容についても、明らかに冒頭部分しか読まれていないまま、てきとうな指摘をあたかもそのような内容の記事であるかのように吹聴されました。
教祖や信者のツイートに対しても言及されていましたが、全く別のタイミングでツイートしたものであり、少なくともご指摘のツイートは、著者を意識して書き込んだものではありませんでした。
発達障害の解釈の違いについても言及されていましたが、正直申しまして、当事者の実態に関して理解不十分と言わざるを得ない書き込みが散見され、当事者に対する著者の姿勢には疑問が残りました。
それらの書き込みは、私への質問や確認が一切ないまま行われました。
著者も人間ですから、感情的になったことについて、私はどうこう言うつもりはありません。自分の本の内容を否定されたり、認められないものを目にすれば、誰だって不愉快になるでしょう。
しかし先に述べたように、こちらの意見を身勝手且つ恣意的に解釈したままの内容を、30000人のフォロワーに吹聴された挙句、対話の機会を設けたにも関わらず、一言の返答もなしにブロックするという行動をみて、私はこれを「礼を欠いた行動」であると認識しました。そう判断することに心理的な抵抗は全くありませんでした。
ですから、その後に掲載した「いま生き辛い界隈でなにが起きているのか その1『不健全な活動』」の記事を書く際にも、この著者に礼を尽くす必要はないと判断し、あえて友好的ではない言葉を選んで書いた、という心境的背景があるのです。
このように、貶し貶され、煽り煽られの喧嘩の関係が成立している状況の中で、ブロックして対話を封じたまま、あたかも私から一方的な攻撃を受けているかのような書き込みを繰り返す著者の行動には「卑怯者」という印象しかありません。
AさんがBさんを叩きました。
BさんはAさんを叩き返しました。
そしたらAさんは「うわぁ痛ぃ! みんなBさんのこの酷い行動をみてくれ! 訴えちゃおうかな!」と周囲に叫びました。
貴方はAさんにどんな印象を持ちますか?
以上をもって、著者の主張は経緯の妥当性を欠くものであり、著者が印象操作を行っているものと私は主張します。
その上で、私は借金玉氏がこれからのメディア活動を通して、社会や応援者に対してどのような影響を与えていくかに強い関心と興味があり、著者には今後も変わらぬスタンスでの活動を熱望しております。
私に対しても、これまでのことに関して著者から望むアクションは何もございません。
しかし、今回のような悪質な印象操作が確認でき次第、私はまた同様の主張を発信する場合があるとだけ申しておきます。