若い女性でも約半数は「見る専」
サッカーのFIFAワールドカップロシア大会、盛り上がっていますね。既に日本は大会を去りましたが、まだまだ夜中の観戦で寝不足の人も多いのではないでしょうか。SNSでも感想や意見を交わしながら盛り上がる風景をたくさん見かけました。一方、朝起きたら結果がシェアされていてショック! という人もいたかもしれませんね。
このように楽しい半面、面倒なことも多いSNS。特に自分から発信したいことはないけれど、アカウントを作り、友達の投稿を見ているだけの「見る専(見る専門)」の人も多いでしょう。
実は若い女性でも「見る専」の人が多いという調査が出ています。トレンダーズが2017年6月に発表した調査では、20~30代女性の約半数が「見る専クラスタ」であると定義しています。具体的には、Twitterで46%、Facebookで77%、Instagramで52%の女性が、閲覧頻度が週に1回以上、発信頻度は月に1回以下と、閲覧をメインに利用しています。
発信しない理由は、1位「不特定多数が見るかもしれないSNSでプライベートな情報を発信することに抵抗があるから」(44%)、2位「発信する情報が特にないから」(40%)とのこと。SNSを利用している人なら誰もが心当たりのある理由だと思いますが、SNSを使いこなしている若い女性でも「発信」に抵抗を感じる人がいるとは少し意外ですね。
彼女たちに限らず、SNSを情報収集のツールとして使っている人は多いですよね。しかし、アカウントを作ると何種類ものSNSで知り合いとつながる事態に陥ってしまいます。Facebook、Twitter、LINE、Instagramの4大SNSだけでなく、ビジネスツールではEightやLinkedInといったSNS機能を持つサービスもあります。ネット上ですが、がんじがらめです。
そこで、「情報収集はしたいけど、うっとうしくなるのは憂うつ……」という方に、なるべくこっそりとSNSを使う方法を伝授しましょう。前提として「そのSNSをやっていない」、もしくは「ほとんど使っていない」とあちこちで公言することが大切です。その上で、なるべく人とつながらずに済むような設定や使い方を説明します。