高校生の進学率3年連続全国1位

府内の高校生の進学率は65.9%と、東京都を上回って全国1位となりました。
京都府がトップになるのは、3年連続です。

京都府教育委員会が文部科学省の学校基本調査に合わせて、毎年行っている調査によりますと、ことしの春に府内の高校を卒業した2万3074人のうち、大学や短期大学、高専学校に進学した人は、1万5201人でした。
進学率は65.9%と前の年度より0.3ポイント減少したものの、東京都を上回って全国1位となりました。
京都府がトップになるのは、3年連続です。
京都府企画統計課は「京都には大学や短大が多く、進学の選択肢が広がっているのが要因のひとつではないか」と分析しています。
一方、府内の▼高校生の数は7万815人と2年連続で減少しています。
また、▼小学生の数は12万5952人と10年連続で、▼中学生は6万6058人と5年連続でいずれも減少して、調査を始めた昭和23年度以降、最も少なくなり、京都でも少子化の影響が数字に表れています。

【近畿の進学率】
今年度の速報では、進学率の全国の平均は54.7%で、近畿では、比較的高くなっています。
▼兵庫県が60.6%で4位、▼大阪府が59.5%で6位、▼奈良県が58.2%で7位となったほか、▼滋賀県は54.6%、▼和歌山県は47.8%となっています。