2018-08-02

広島土砂災害に関して思うこと

広島田舎で育ち、広島で働き、現在広島を出ている。

昭和時代にも土砂災害はあったが、現在のようではなかったと思う。

山があんなに崩れるのかという印象がある。

昭和から平成の初めにかけてまでは、営林署の人が、官有の山を綺麗に刈って、道や水路を整備してた。

官有の山は里から遠いところが多いので、途中の道も営林署の人が綺麗にしてたし、営林署の人が通ってくれるので草が生えず

綺麗なものだった。

官有でない山も、人が入いる道が山の中にあり、官有林ほどではないにしても綺麗にされていた。

山の中の谷の普段、人が入らないようなところでも、ちょこちょこと手作りの小さな橋が架かっていたり、

崩れやすいところには石垣が設置してあったり、それこそ簡単砂防ダム的なものがあった。

現在、私の田舎では、営林署の人がまったく山を整備しなくなった。それに伴い、まったく山に入れなくなりつつある。そもそも道が草木に埋もれて人が入れなくなっている。

山が荒れて、人がはいらない。イノシシむちゃくちゃに山肌を荒らす。

山際に住む親戚は、昔に比べて落石が増えたという。

このところの広島災害にはそんな背景もあるのかなぁ。

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