１日、高松市の交差点で乗用車とミニバイクが出会い頭に衝突し、ミニバイクに乗っていた５１歳の男性が、道路沿いを流れる川に転落して搬送先の病院で死亡しました。
警察は、乗用車を運転していた２３歳の男をその場で逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて詳しい状況を調べています。

１日午後５時３０分ごろ、高松市飯田町の本津川にかかる橋の近くの交差点で、乗用車とミニバイクが出会い頭に衝突し、そのはずみでミニバイクに乗っていた近くに住む会社員、入吉隆行さん（５１歳）が道路沿いを流れる川に転落しました。

入吉さんは駆けつけた消防によっておよそ２０分後に救助されましたが、頭などを強く打っていたため搬送先の病院で事故からおよそ３時間後に死亡が確認されました。

警察は、乗用車を運転していた高松市鶴市町に住む会社員、穴吹一希容疑者（２３）をその場で逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の詳しい状況を調べています。

警察の調べに対し、穴吹容疑者は「もう少しスピードを落としていればよかった」と供述しているということで、警察は、入吉さんがガードレールと橋の欄干の切れ間から川に転落したとみて、事故の詳しい状況を調べています。