2018.08.01更新
バラエティ
長男の目線から、「母・福田和子」を描く!
直撃!シンソウ坂上
- 8月2日(木)21時~21時54分
8月2日(木)の『直撃!シンソウ坂上』では、1982年に同僚のホステスを殺害後、およそ15年にもわたって逃亡生活を送り、時効成立の21日前に逮捕された福田和子・元受刑者を取り上げます。番組では、彼女の長男に長期間にわたって独自取材を敢行し、長男の証言に基づいた「母・福田和子」の物語をドキュメンタリードラマとしてお送りします。ドラマでは、福田和子・元受刑者を佐藤仁美、彼女の長男を森永悠希が演じます。なお、福田和子・元受刑者に関して、彼女の長男目線でのドラマ化は今回が初となります。
ドキュメンタリードラマは、福田和子・元受刑者が逃亡する日の朝から始まります。それは、家族そろってのいつもの朝食の風景でしたが、唐突に福田和子・元受刑者が「ママ、用事があって遠くに行くけん、しばらく会えんけんね」と語り出します。福田和子・元受刑者は、この日の夜から14年11カ月(5459日間)にもわたり、整形手術で顔を変え、およそ20もの偽名を使いながら逃亡生活を続けることとなります。母の突然の失踪により、祖母の家に引き取られることとなった長男ら子供たち。福田和子・元受刑者の事件を報じるニュースを目に触れさせないよう、祖母からはテレビを見ることを禁じられますが、長男は何かおかしい空気を感じ、夜中にこっそりとポータブルテレビを見て母の事件を知ることとなります。
その後、長男は福田和子・元受刑者とひそかに再会し、共に暮らすことに。福田和子・元受刑者は地方都市である男性とスナックで知り合い、男性が妻と離婚すると内縁の妻となっていました。福田和子・元受刑者は自身の手記で「神様はどんな運命を私に与えたのか、一番最後に一番よい人とめぐり合わせてくれて」と書いているように、ここでの親子そろってのおよそ3年間の生活は、彼女にとってとても幸せなものでした。しかし、そんな生活も長くは続かず、警察に追われた福田和子・元受刑者は、長男のもとから去ってしまいます。ホステスを殺害した際に、夫から何度となく自首を勧められても拒み、逃亡生活を送ることを決断した福田和子・元受刑者。絶対に刑務所には入りたくないという決意の裏にあった、悲しすぎる過去とは一体!?そして、警察による執念の追跡と、時効21日前の劇的逮捕の舞台裏もドキュメンタリードラマの中で克明に描いていきます。
さらに、ドキュメンタリードラマではアルバイトをしながら暮らしていた長男が23歳の時に、交際中の彼女を「母・福田和子」に紹介した際のエピソードや、逮捕後の面会でのやり取り、そして危篤の知らせを受け、脳梗塞で緊急入院していた病院に駆けつけた際の「母・福田和子」の様子などが、長男の証言をもとに丹念に描かれていきます。世間に「希代の悪女」と呼ばれた福田和子・元受刑者と、子供のころに突如失踪され人生を振り回されながらも彼女のことを「尊敬できる母親」と言い切る長男。他者には到底理解することのできない複雑すぎる親子関係の“シンソウ”に迫ります。世間を騒がせた「人・事件」などの“今”を、坂上忍が追跡&直撃し、真相を突き止めていく“ジャーナリズムバラエティー”『直撃!シンソウ坂上』にご期待下さい。
番組概要
- タイトル
- 『直撃!シンソウ坂上』
- 放送日時
- 8月2日(木)21時~21時54分
- 出演者
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- MC
- 坂上忍
- スタジオゲスト(五十音順)
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- 伊東四朗
- 室井滋
- ドキュメンタリードラマ
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- 佐藤仁美
- 森永悠希
- 他
- スタッフ
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- チーフプロデューサー
- 小仲正重
- 総合演出
- 島本亮
- ゼネラルプロデューサー
- 石塚大志
- プロデューサー
-
- 挾間英行
- 大川友也
- 演出
- 山﨑貴博
- 制作
- フジテレビ 第二制作室
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。