まだ、
「ヤマカンはツイートしている暇あるのかよ?」
とかいう愚問が飛んでくる。
差別するつもりはないが、肉体労働者には絶対解らないかも知れない。

今お世話になっている弁護士は、
「いやぁ、仕事がノッてる時ほどやたらFBに書き込んじゃうんですよねぇ」
と、話していた。
同じく同窓生の弁護士も、いつ働いてるの?というくらい、Twitterを目まぐるしく更新している。

ちょっとお世話になった作家先生などは、
「俺仕事でメチャクチャな量の文章書いてるけど、それでもブログも書いてるしさぁ、更にツイートまでしちゃうんだよ?」
と、おっしゃってた。

解らない人には一生解らないのだろうが、これが僕達のアウトプットの仕方なのだ。
ここからは出して、ここからは出さない、などと、そう簡単にはコントロールできないのだ。
脳に弁を付けることなどできない。

洪水のように湧いてくるアウトプットを精査して、仕事に出してはいけないものはSNSに吐き出して、ようやく心のバランスを保てる。
それができないクリエイターが、心のバランスを保てず、結局仕事で「私小説」を書き始めるのだ。


世のクリエイターの多くが、精神衛生が極めて悪い状態にあると思う。
本当にいいものが観たいと思うなら、どうかクリエイターに呟く時間を与えてほしい。