これは面白い!
一気に読んでしまった。

ベートーヴェンを題材にしたものは数多くあるが、ロマン・ロランを代表に、ベートーヴェンへのリスペクトが強すぎて、あるいは茶化しすぎて、どうも距離感がおかしいものばかりだったのだが、これは非常にバランスがいい。
弟子リースを狂言回しに使ったところも秀逸。

こういう歴史上の人物や古典などの的確な「現代語訳」というのは、僕もいろいろ考えている。
参考にさせてもらおう。