eRONDO設立秘話8(三鷹より服部登場! ニンニン!)

かなりこじれたところで、

有限会社クワイアと長い事(?)付き合いがあったような

lightの服部社長がお出ましになった。

 

実はこの期間の前後、やる事が無くなった僕は

『しろのぴかぴかお星さま』

スクリプトの手伝いとかもやっていたのだ。

 

大網剛は長い者には巻かれろと言うか、

虎の威を借りる狐そのものだったので、

大物を味方につけて、その威勢を借りてパワハラ的な

ネゴシエイトをするタイプの人間だった。

そんなに自分に自信がないのかねぇ……哀れ。

 

で、大網と服部社長と僕で密談。

まずは僕の意見を聞かれて

「取りあえずはユーザーが第一なので、ユーザーが損をしない形で納めるのが一番だと思います。大網さんも細かいところには拘らず、引くべきところでは引くべきでしょう」

と言った。

そうすると、服部社長はキョトンとした顔で

「いや、三ツ矢君が僕と同じ考えだとは思わなかった」

と妙に感心されてしまった。

 

恐らく服部社長の脳内で僕は「大網の腹心、側近」とでも思っていたのだろう。

残念!

僕の中では大網やクワイアは僕のゲームをリリースするためのただのパーツなのだ。

 

カッコよく言えば「ゲームファースト」「ユーザーファースト」が信条なんである。

カッコ悪く言えば「俺様ファースト」で、俺に都合が良ければなんだっていいし、妥協も変節もする男だ。

 

そんなこんなで服部社長に説得された大網は、

涙ながらに「僕が引きますから、絶対見捨てないで下さいね」

と服部社長に懇願するのだった。

クソだっせえwww

 

その場はそれで収まったが、

当然(?)事態はさらに悪くなる一方であった。

 

続く