eRONDO設立秘話6(見知らぬ所で燃え上がり、気が付けばガチの戦に)

その後、なんか色々あったようだけど、

僕は僕で開発者なんで「知らんがな」って感じで

本庄君と一緒にシコシコ『らぶらぼheaven』の開発を続けておりました。

 

その間、どうも大網の馬鹿がお母さまの言いつけを破って

オリヒメヨゾラをストーキングまがいに追い回してたらしく、

自体は水面下で悪化。

 

いったん両者落ち着いたのか何なのか、

突然大網から

「オリヒメとサシで話がしたいので審判役をしてくれ」

と頼まれる。

「はぁ……」

と相変わらずのお人好し+鈍感力を発揮したワイは取りあえず付き合うことに。

 

深夜のガチ別れトーク開始いいいいい!!!

大網は何とかオリヒメと寄りを戻そうとあの手この手で必死。

オリヒメは柳君とどうしても付き合いたいらしく、

大網の口車に乗りそうになりながらも何とか踏みとどまってる感じ。

 

僕は僕で

「大網さんの説得のしかた下っ手やなぁ~……」

「オリヒメもオリヒメで柳みたなチャラ男選ぶ時点でアホやで、こんなええ男を前にしてワイの魅力に気づかんとは……」

と思いながら数時間にも及ぶ話し合いを聞いておりました。

 

当然折り合いはつかず、審判である僕の意見を両者から求められ、

僕は素直に

「う~ん、人が誰を好きになってもそれはいいんじゃないの?」

みたいな事を言ったら、オリヒメはなぜか感動。

「三ツ矢さんにその言葉を言ってもらって嬉しい」

とかウルウルし始める始末。

いや、いいから俺を早くここから解放してくれ。

 

善意の第三者の気持ちなどお構いなく延々に水掛け論が続き、

その場は結論先延ばしで明け方終了。

クタクタのワイ。

ゲームはどうなったゲームは!!

俺の仕事はエロゲーを作る事なんだよ!!!

 

この時点でそれを分かってくれる人、ゼロ。

なんやねん。

 

続く