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歌舞伎揚をどん兵衛に入れたらすごかった。
揚げせんが好きだ。
ソフトサラダ、歌舞伎揚、ピーナッツ揚げなどなど。米と油のマリアージュがうまくないわけがない。 だから揚げせんを更に美味しく食べる研究をしてみたら、新しい味の扉が開きました。
あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。
1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。
前の記事:「不器用だけど旧志免鉱業所竪坑櫓っぽいものを作れた」 人気記事:「 揚げ物に油をかけると、すっげーウマい」 > 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内 うまい食べ物は柔らかいところで、ちょっと思い出してみて欲しい。うまい食べ物はだいたい柔らかいだろう。
ウニ。柔らかい。この世の食べ物で最もうまい。
柔らかく煮込まれたビーフシチューの肉。肉のプリンみたい。
トロトロのハワイアンパンケーキ。人の業を詰め込んだ様な美味しさ。
見たまえ、このサシを。
いい肉は焼いても柔らかい。生きててよかったと腹の底から思う。
揚げせんを柔らかくすれば更にうまくなるのでは柔らかい食べ物が美味しいのなら、硬い食べ物を柔らかくすればおいしくなるに違いない。
せんべいとは乾物で、本当の美味しさは柔らかくしてこそなんじゃないだろうか。 だから、カップ麺に入れてみたんです。 スープの美味しさがすごい、東洋水産の愚直豚骨ラーメン。
ふわふわの揚げせんであるソフトサラダを投入します。
カップにお湯を入れて、
ソフトサラダ投入。
3分待つとソフトサラダがしおしおになっていた。
そのままのソフトサダラはサクサクと一瞬で食べてしまうのだけど、スープで戻すとひと味ちがう。濃厚豚骨とソフトサラダのマリアージュ。
ねっとりしててもちもち。お麩のような食感でお米の香りと油の旨味が染み出してくる。 一言で言えば、うまい。 もはやせんべいの体裁を保ってていない。
最初はまだ少し芯があり、融けたぬれせん、あるいは激しく湿気たせんべいといった食感だが、次第にトロトロになり最後は箸で持ち上げるのも困難になる。
濃厚豚骨スープで融け気味のコレは、ラーメンの具としてとても良い。
赤いきつね+ソフトサラダ豚骨ソフトサラダもいいのだけど、もっとアッサリしたカップ麺に合うと思ったので赤いきつね。
5分待ったら完全にトロトロになってました。 これはもう、標準装備にすべきという相性の良さ。
まさにマリアージュ。赤いきつねとソフトサラダは前世では永遠の愛を誓いあったカップルだったに違いない。
騙されたと思うかも知れないが、是非試して欲しい。
拍子木タイプの揚げせん次は拍子木タイプの揚げせんを柔らかくして食べていきたい。
そのまま食べても凄まじくうまい。ただし、カロリーも半端ない。10分で食えるがカロリーはランニング2時間分だ。
カップヌードルのシンガポール風ラクサ味の上に載せる。自明過ぎて書くまでもないがあえて書くなら、ヤバイ(書いてなくない?)。
コクとうまみとカロリーが増し増しになる悪魔的食べ方。
こんなん食べたらもう、自暴自棄になるわ。
どうにでもなれって思った。
真打登場次は真打ち、歌舞伎揚である。
ロングセラー、安定した美味しさと人気の歌舞伎揚。
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