たまには維新と政治の話。

維新をどうしたらいいでしょうか?
維新の支持率を上げるにはどうしたらいいでしょうか?

何度も何度も聞かれる質問ですが、僕の答えはいつも同じです。

「その前に聞きたいんですけれど、維新を支持して…メリット何ですか?」

今はこの明確な答えがないんです。
なので支持率なんて上がらないです。普通のことです。
僕、今の1%という支持率はけっこう高いと思ってる人間ですので。

自民党を支持したとしましょう。
税金を回してくれます。
仕事くれます。
支持しがいがあります。
いや、というよりもはや生活に直結できます。
支持する「メリット」が存在します。

民主系=労働組合系も同じです。
会社で出世できます。会社の中で盲目的に政治活動している上司の覚えがめでたくなるわけです。
自分の生活に直結します。メリットだらけです。

共産と公明は宗教なので、メリットは必要ないんですがちゃんとメリットはあります。

共産は反対運動が好き。
ハンターーーーイって叫びたい人たちの集団ですが、その人たちは叫んでいるのが気持ちいいわけなので、対案とかどうでもいいです。気持ちいいのです。「安倍やめろーーーー」みたいな。なのでメリットがあります。

公明党は創価学会員なので問答無用ですが、それでもメリットは存在します。

こう考えると、政党を支持するって、そもそも「支持する人たちにメリットがある」ことが分かります。

維新はどうなんですかって話です。
何のメリットがあるんですかって話。
10年後の日本を救う?
未来を少しでも良くする?

支持する方が不思議です。
今困っているわけじゃないのに、なんで政党支持とかします?
日本人が絶望的に困り始めるのは2025年前後くらいからです。このあたりからは引くレベルで悲惨なことになりますが、そこまでは持ちます。苦しみは2020年の秋頃から始まりますが、そこまで感じるにはまだ時間がかかります。

維新の支持がなぜ上がらないんですか?ではなくて
「そもそもなんで維新を支持しなきゃいけないんですか?」
って方がよほどしっくりくる質問であることが分かると思います。

これはビジネスの世界でもマーケティングの世界でも全く同じです。
「なんでこの商品が売れないんですか?」
って考えている社長さんは同じ質問を問い直してみてください。
「いや、ていうかなんであなたの商品を買わなきゃいけないんですか?」
と。

これに対して「小学生高学年で理解」できる回答が得られないのであれば、普通はあなたの商品は売れません。

小学生でもわかるでしょ?

いや、税金や公共事業を回してくれるから生活できるんです
いや、会社で出世できるんです
いや、気持ちいいんです

これに答えられないと無理です。
逆を言えば、どうやったら維新の支持率を上げることが出来るかって問いには答えが見えてくることがお分かりになると思います。

維新は「東京一極集中の是正」や「民間に出来ることは民間に=小さな政府」を標榜しています。
であれば、民間が活性化して地方を元気づけられたらいいのですよね?

そのシステムと集まり、各地方各地方の民間のみんなが「利益を得られる」「地方が元気になる」仕組みを作ればいいんです。
その仕組みを維新が作ったんだよ、と。
ね?維新は結果を出せるでしょ?と。
維新のおかげで地方、活性化したでしょ?と。

で、古くはこのシステムを作ったのが共産党ですね。
ご存知の通り、実際に僕たちは共産党の組織化にあるいろんな場所から安い金額で物品を買っていますよね。共産党ってちゃんと結果出しているので支持されるんです。普通は「日本を共産主義国家にしよーー」って主張の政党ですよ?支持されるわけないでしょ。世界中で共産主義国家なんて沈没してるのに。

アイデアなんて無限にあります。
提案もできます。
組織作りもいくらでも可能です。
今、僕はコンサルとして、いくつもの会社の大きな利益に貢献しています。
自分の複数の会社もちゃんと良好に黒字運営で成長中です。

今、維新を支持してくださっている方々は外から見ていると悔しいですよね。
僕も同感です。
少しづつ提言していくしかないですよね。
暑い夏。
踏ん張りましょう。