どうも、@hikaruyaです。
プログラミング言語のトレンドは日々変化しているため、現在「どの言語が人気があるのか」や「将来的にどの言語が生き残るのか」、「どの言語を使用した仕事が多いのか」はエンジニアにとっては大きな関心ごとの一つだと思います。
Findyでは使用する言語や環境などを具体的に表した求人をもとに案件をご紹介させていただいております。
またFindy Engineer Labでも様々な記事でプログラミング言語について触れてきました。
- Kotlinが公式Android開発言語になったのでKotlin求人を調べてみた
- GitHubの10周年ページを簡単に翻訳してGitHubの歴史を振り返ってみた
- WhatRunsで人気Webサービスを丸裸にしてみました
今回はGitHubユーザーに使用されている言語ランキングに関する興味深い英文記事があったので、簡単にご紹介したいと思います。
引用記事: Ranking Programming Languages by GitHub Users(*1)
目次
現在使用されている言語ランキング
JavaScriptが変わらず1位なのは様々な場面で使用されている言語であり、大方の予想通りだと思います。またPythonがJavaを抜いたのは機械学習が最近のトレンドだからでしょう。C ++がここ数年でCを追い抜いていますが、これはCから移った人/システムが多くなったからではないでしょうか。
ここ数年で急上昇している言語
ここ数年で急速にMAU(Monthly Active Users: 月間使用者数)の割合が増加しているのはGo、TypeScript、Kotlin、Rustです。記事ではこの調査結果を受けて4つの言語を試したところ、とても魅力的な言語だと述べています。私もGitHub上の多くのプロジェクトを見ていますが、たしかにここ数年で作られたものは4つの言語が使われている例が多くなってきている感覚はあります。
またこの4つの言語には有名企業が開発したという共通点があります。GoはGoogle、 TypeScriptはMicrosoft、 KotlinはJetBrains、RustはMozillaが開発しました。またKotlinはAndroidアプリの開発言語として正式に採用されていますね。
プログラミング言語が普及するのにはもちろん言語自体の有用性が重要ですが、そのコミュニティやエコシステムがうまく発展するかいった点が大切ということを表しているのかもしれません。
衰退するかもしれない言語
Ruby、PHP、Objective-C、CoffeeScript、PerlはMAUの割合が大幅に減少しているようです。
ただしこれは次の図に示されているように、GitHubのユーザー数もここ数年で大幅に増加しているためであり、ユーザー数の絶対値は増加/維持となっています。
またRubyに関しては日本では使用されているプロジェクト・企業は多く、国内だけで見ればこの割合のグラフは変わってくると思います。個人的にはRubyは日本人のまつもとゆきひろさんが開発した言語のため、主要言語として長く発展していってくれれば嬉しいですね。
ちなみにFindyではCTOが2年連続でRubyKaigiに参加しております。
- 1ヶ月経ったし、楽しかった RubyKaigi 2018 の思い出動画を作ってみた!
- 草ステッカー配ってます!最高に楽しい #rubykaigi 2018 でスポンサーしてみたwww
- Findy の社費で RubyKaigi に行ってきた話
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最後に
いかがでしたでしょうか。現在業務/開発などで使用されている言語が出てきた方もいれば、そうでない方もいるかと思います。もちろんトレンドだけでは一概には測れませんが、最新の技術を追っていくのもエンジニアの一つの楽しみではないでしょうか。
FindyではGitHubのアカウントとリンクをしていただけると、言語別でスキルの偏差値が出る仕組みになっていますので、ぜひぜひご登録よろしくお願い致します!!
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(*1) 画像・記事引用
Ben Frederickson Ranking Programming Languages by GitHub Users
(Published on 25 January 2018)