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キャパシティ3,000人に対して10,000人の応募があった超話題の朗読劇があるのをご存知でしょうか?

イケメン俳優たちが「国語の先生」として授業のように舞台が展開していく「僕等の図書室」。
観客は「生徒」として授業に参加するように舞台を楽しみますが、ただ見るだけではなく、観客のリアクションや空気感で舞台そのものの流れが変わるという双方向な空間でもあるんです。

今回はその魅力のヒミツを教えてもらうべく、出演する滝口幸広、中村龍介、木ノ本嶺浩の3人にインタビューを実施。

観るだけではない、映画でも舞台でも味わえない、新感覚なエンタメとしてその魅力を聞いてきました。

▲インタビューに応えてくれた滝口幸広、木ノ本嶺浩、中村龍介

魅力は観るだけ、聴くだけじゃなくて「参加」する面白さがある事

-出演者である皆さんが感じられている、本作の魅力をお教え頂けますか?
中村:まず五感で楽しめる舞台だよね。耳はもちろん、衣装や動きもあって芝居のように目で楽しめる所もあるし、後は役者と目線が近いからお客様の表情や空気が役者にも伝わって、「観てる」というよりも「その場に一緒にいる」空気感がある。

滝口:お客様との目線の高さが同じって、普通の舞台とは違って僕達にも伝わってくるんだよね。皆さん、とってもニコニコされてて、ワクワク楽しんで頂いてるのが伝わってるから僕達のモチベーションも上がるっていう。

木ノ本:確かに。あと僕が見所だなと思ったのは、お客様も一緒に参加して、授業を受けに来ている感じも面白いですよね。お芝居の始まりで、全員「起立、礼!」でお客さまも立って一緒にやってるし…。あれ、初めて観たときはビックリしましたけどあそこで「参加する」っていう一体感が出ますよね。
それとさっきも話に出たお客さんと会話しているみたいな距離感とかも普通のお芝居では味わえない感覚かも。

中村:授業っていうコンセプトが面白いし、そのお陰で芝居だけど、お客さんとコミュニケーションしている空気感を出せるのかもね。例えば携帯なっても「そこ、携帯切れ!」とか先生風にツッコミもできちゃうけど、これ普通のお芝居なら舞台上からこういう投げかけ、できないからね(笑)

役者陣も一緒に芝居を作る。稽古後も家に帰るのも惜しいくらい皆が大好きな現場!

-この朗読劇は皆さんもお芝居作りに参加をされていると伺ったのですが…
滝口:確かに自分たちで考えてきたものを持ち寄って、演出家の方に観ているスタイルでお芝居を作っていますね。演出や踊りにも僕たちのアイディアも結構反映されていたりもしています。

中村:みんなで歩み寄って作ってる感じだね。

木ノ本:稽古が終わった後も、反省会したり帰らないでみんなで自主的に読み合わせしてますもんね。
尺がのびたから削ろうとかあるけど、内容的に…という所で削られるとかはなくて意見を尊重してもらえますし。


滝口:実は僕、今回ワガママ言って「もっと早く稽古やりたい」って制作の皆さんにお願いしたくらいなんです(笑)。自由な場を与えてもらえるなら、責任を持って勝負したい!って思っていて。

中村:自分が出演する話だけではなくて、作品全体の責任も考えるようになるし、シリーズ化されたことで、出演者陣の絆も深まっているし、制作の皆さんも含めて皆が皆を好きだよね。
稽古も楽しいし、家に帰って寝るのも惜しいくらい。このお芝居の場合、稽古後にプライベートな予定入れてないからね(笑)

滝口:そういえば、終演後とかもご飯バラバラに食べに行く事とかってないよね。

中村:稽古も楽しんでるし、チームワークも本当に良い座組みだよね。気を遣わない。
みんなすごく向上心があるメンバーばっかりで一緒にいて刺激にもなるしね。

木ノ本:面白いお芝居作りたいと思っているメンバーばっかりですもんね。

滝口:お互いがお互いを面白いって思い合えるメンバーが集まってるのって幸せだよね。
みんなめっちゃ面白いしね。

中村:みんな笑いに貪欲だよね。実は僕たちも客席をバロメーターみたいにしていて、笑いが取れないチームの次に出るチームは「じゃ、俺が取ってくるわ!」みたいな…チーム戦だよね(笑)

滝口:本当に試合終わりのアスリートみたいだよね…(笑)
朗読劇だけじゃなくて、1人語りのミニコーナーでも一喜一憂して帰ってくるよね。井深(克彦)は毎回のように凹んで帰ってくるよね(笑)

中村:そういえば、前に三上っち(三上真史)が笑いが取れなくて凹んでた時があったんだけど、その後、僕の1人芝居の出番で結構客席が受けたんですね。
そしたら、その舞台終わりに三上っちとすれ違う時、手を出してきて思いっ切りハイタッチをお互い無言でやってそのまますれ違うってのやったんだけど…
やってる途中は気持ちよかったけど、ふと冷静になった時、周りに誰かいなかったか思わず確認しちゃっいました(笑)

人気シリーズ、今までからさらに進化させたい事は…

-今作で何か挑戦してみたり、前作を踏まえてパワーアップさせようとしている事などはありますか?
中村:僕は敢えて前準備はしないで、決め事もせずにその場の空気感でお芝居を作り上げていきたいと思っています。これを「化学反応」、つまり「ケミストリー」って呼んでるんですけど(笑)、相手の役者さんとキャッチボールをしながら、その場で生まれたものを大切にしながらやっていきたいと思っています。

木ノ本:僕は前作で演出の板垣さんに「この話で何がしたいのかを明確に」と言われて、胃に穴が開いちゃうんじゃないかってくらい怒られた事もあったんですが(笑)
そこで言われたのが、6人の出演者全員、健全にライバル関係を持って、他の人が言っている事をしっかり聞いて、自分ができる事をやる…という去年から引き続いた事をきちんとベースに置きつつ、その上でどれだけ遊べるか、を今度は考えていきたいと思っています。

滝口:2年振りの公演になるので、それだけ月日が経っただけの経験や成長とか、人間としての厚みを見せて面白い授業をできたら…と思っています。
実は僕らも楽しみにしてるのと同時に、久々だったりもするので緊張感もすごくあるんですよ。

あなたのクリスマスを捧げてください、損はさせません!

-それでは最後にこの記事を読んで興味を持たれた方に一言お願いいたします。
木ノ本:損はさせないので、あなたのクリスマスを捧げてください(笑)

滝口:今まで観た事の無い「こんな朗読劇あるんだ」という発見があると思いますし、朗読劇の面白さや奥深さを知っていただくきっかけになったら良いなと思っています。
硬いものではないですし、観に来るというより一緒になって楽しみながら、参加するような気持ちできて頂けたら嬉しいです。

中村:ほぼ2人が言ってくれたので…(笑)楽しんで年末を一緒に過ごしましょう!

舞台「僕等の図書室 特別授業」公演概要

監修:板垣恭一 演出:西森英行 音楽・ピアノ演奏:伊藤靖浩
出演:三上真史、滝口幸広、中村龍介、井深克彦/木ノ本嶺浩、原田優一

<日程>12月24日(土)~27日(火)

<場所>有楽町朝日ホール
※12月31日大阪公演(予定)

<ホームページ>
http://le-himawari.co.jp/releases/view/00628

<授業内容>
□三上の『クリスマス物語』(三上真史ft.木ノ本嶺浩&中村龍介)脚本:西森英行
 イエス・キリストのおはなし。
□たっきーの『奥のほそ道』(滝口幸広ft.三上真史&木ノ本嶺浩)脚本:吉増裕士
 松尾芭蕉と弟子曾良の東北俳句珍道中
□りゅうの『たけくらべ』(中村龍介ft.滝口幸広&井深克彦)脚本:登米裕一
 吉原の遊女の妹、美登利と、僧侶の息子、信如。子供から大人に変わっていく中で叶わない淡い恋
□かっちの『不思議の国のアリス』(井深克彦ft.全キャスト)脚本:ほさかよう
 白ウサギ、チェシャ猫、帽子屋、ハートの女王、等多彩なキャラクターで綴るアリスINかっちランド
□みねの『細川忠興とその妻』(木ノ本嶺浩ft.原田優一&三上真史)脚本:赤澤ムック
 戦国武将細川忠興と、その妻たまの物語。たまを愛しすぎた故、
他の男たちにたまの顔を見られることを恐れ妻を幽閉した夫と、クリスチャンとして生きた妻。その最期。
□『マッチ売りの少女』原田(原田優一ft.中村龍介&滝口幸広)脚本:加藤啓
 リーディングミュージカル(予定)。ひたすらにマッチを擦る少女。果たして何が!?

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