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5日(月)、玉城裕規・中村龍介W主演の映画『メサイア外伝 ―極夜Polar night―』の完成披露舞台付き上映会が都内で行われ、玉城裕規、中村龍介、長江崚行、橋本真一、小谷嘉一と監督の山口ヒロキが登壇した。
本作は、舞台、映画、テレビドラマで展開してきたメサイアシリーズの10作目。1作目の「漆黒ノ章」から関わってきた中村龍介演じる三栖公俊と玉城裕規演じる周康哉にスポットを当てたストーリーで、三栖と周の最後の物語となる。

周康哉を演じる玉城裕規

改めて玉城は、公開を控えた今の気持ちについて「映像版のメサイアの中では、撮影をしてから公開までの期間が一番長い。だから結構待ちました」と、公開が待ちきれない様子。対して中村は、「公開は楽しみだけど、終わってほしくないというのはありますね」と心中を語った。

三栖公俊を演じる中村龍介

山口監督は、「1作目の漆黒ノ章では単に敵のテロリストの一員でしかなかった2人が、シリーズの中で役者やお客さんの力を通して成長してきました」と感慨深げに述べ、続けて「本作はそんな二人の最後で、始まりというのがテーマ。それが描けるようにというのが一番心がけたところです」とコメント。中村も「結構やりたいようにやらせてもらった」と、4年半積み重ねてきた役の集大成を飾る事ができたようだ。

上映期間中、映画館の入口に貼られたポスターの前で写真を撮ることを約束した2人

最後に玉城は、「本作は僕らにとって最後で思い入れのある作品。できるだけいろいろな人に観てもらいたい」と言い、中村もそれに同意した上で「これからも続いていくであろうメサイアシリーズを、客席から最後まで応援していきたい」とシリーズへの思いを述べた。小谷はシリーズの今後について「僕らは先輩の思いを受け継ぎ、8月から始まる舞台も含めて、これからの作品に臨んでいきたい」と意気込みを見せた。

そして締めに玉城の「あと10回以上メサイア外伝を観てくれるかな~?」という呼びかけに、会場全体が「いいとも~!」と呼応し、割れんばかりの拍手に包まれて舞台挨拶は幕を下ろした。

フォトセッションでポーズを求められ、「せーの!」で変なポーズをした玉城にみんなで詰め寄る一場面も

映画『メサイア外伝 ―極夜Polar night―』
http://messiah-project.com/movie/index.html
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