株式会社KOUENと株式会社vivitoは、博報堂DYグループである株式会社オールブルーとの業務提携を発表しました。3社は、YouTubeや動画アプリの「Tiktok」で活動するバーチャルタレント「琴吹ゆめ(ことぶきゆめ)」を共同プロデュースし、国内・海外でのタレント活動のサポートを行います。
(「ヴィレッジヴァンガード渋谷店」にて行われた、琴吹ゆめの「ハイタッチ会」)
「琴吹ゆめ」は、バーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー/VTuber)としてYouTubeでの動画配信を行うほか、中高生を中心に人気の動画アプリ「TikTok」にて公認マークを付与され活動している「バーチャルTikToker」です。フォロワー数は3万人を超え、TikTokにおけるバーチャルタレントとしてはトップの数値です。
YouTubeから飛び出して、子どもたちとの触れ合いも
YouTubeやTiktokでの動画投稿にとどまらず、現実社会に頻繁に飛び出すことも琴吹ゆめの特徴です。ヴィレッジヴァンガード渋谷本店で行われた「ハイタッチ会」から始まり、日本テレビの「ズームイン!サタデー」にゲスト出演。そのほか専門学校でのイベント出演やアイドルインタビューなどを行っています。
(専門学校でのイベント出演。生徒50人とともにTikTokへの動画投稿も行っている)
(「アイドル横丁夏祭り!2018」にて、現実のアイドルたちにインタビュー)
さらに7月23日には、東京・高円寺の子どもたちとリアルタイムに会話をする動画を投稿。タブレット端末を通じて、動く彼女が子どもと自然に会話をしています。子どもたちは素直に琴吹ゆめの存在を信じて、自分の秘密もうちあけていました。
https://www.youtube.com/watch?v=SD78eIhU6Fk
VTuberの活動は現状、サブカルチャ―好きの層に向けた内容が主流のひとつとなっていますが、富士葵の教育動画など、中高生や子ども向けに視点を広げる活動も出てきています。現実との双方向コミュニケーションが今後成立していくとしたら、教育面やそのほかにも活用できる可能性が生まれるかもしれません。