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Docker Community Editionのリリースサイクルが変更。安定版は年2回リリース、毎月のEdgeリリースはより頻繁なNightlyへ移行

2018年7月31日


Dockerは無料で提供しているDocker Community Editionのリリースサイクルを変更すると、ブログ「EXTENDING SUPPORT CYCLE FOR DOCKER COMMUNITY EDITION」で明らかにしました。

これまでDocker Community Editionは、3カ月ごとに安定版がリリースされる「Stable channel」と、1カ月に一度のペースで最新機能を組み込んだバージョンがリリースされる開発者や評価者向けの「Edge channel」の2つのチャネルに分かれていました。

このリリースサイクルが以下のように変更されます。

安定版のリリースサイクルが長くなる点は歓迎するユーザーが多いのではないでしょうか。これに伴って安定版のメンテナンス期間は7カ月となると、次のように説明されています。

With the longer release cycles, we will be introducing a public beta prior to RC with the objective to ship a higher quality release at GA. This also means maintenance for a given stable release will extend to 7 months, giving you more time to plan and prepare for upgrades

より長期間のリリースサイクルになるため、RC(リリース候補)に先立ってパブリックベータを導入し、正式リリース時の品質をより高めるつもりだ。これはまた安定版のメンテナンス期間が7カ月に延長されることも意味しており、アップグレードへの準備や計画のためにより時間をかけることができるようにもなる。

また、Edge ChannelからNightly Buildsへ移行することは、これまで1カ月ごとだった新機能へのアクセスがより早いタイミングでテストできるようになるというメリットがあると説明されています。

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