会社員という病 不安で思考停止のミドル

「自分の存在意義」は何か

2018年7月31日(火)

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「会社員」という身分に安住した時「会社員という病」になってしまう

 「河合さんは率直に会社員って、どう思いますか?」

 先日、48歳の男性をインタビューした時、こんな質問を受けた。

 会社員――。

 普段何気なく使っている言葉だが、突然「どう思うか?」と問われ、「いや~、会社員って、やっぱ●●ですよね~」と即答できるほど「会社員」について考えたことはなかったので、正直戸惑った。このコラムを読んでくださっている方たちの、おそらく9割近くは「会社員」であるにもかかわらず、だ。

 ふむ。会社員、ね。

 「そんなの会社に勤めている人で、それ以上でもそれ以下でもないだろう?」

 確かに。でも、だったらなぜ、

「しょせん、会社員ですから~」と自嘲気味に話す“エリート”や、

「会社員的な働き方だよね」と批判的に使う人や、

「長年、会社員やってるとさ~」とエクスキューズに使うベテラン社員たちが、山ほどいるのか。

 会社員。どちらかといえば……ここ数年、ネガティブに使われることが増えたように思う。実際、冒頭の男性も「会社員」を決してポジティブには捉えていなかった(追って説明します)。

 というわけで、既にこの短時間に「会社員」を連発して不思議な気持ちになっているのだが、今回は「会社員」について、考えてみようと思う。

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「会社員という病 不安で思考停止のミドル」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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