ヨッピー

PCデポの記事に触れられていたのでちょっとぶら下げておく。

もう今さらどうでもいいと言えばいいんだけど、結局ヨッピー氏は、ケンヂ氏が自身の身分証の提示を拒んだせいで父親を店舗に連れて行き、かつ父親の身分証を取りに戻る流れになったという事を知っていたんだろうか。

ケンヂ氏自身が、ケンヂ氏の身分証を提示すれば代理人として認めるという提案を拒否した（店に個人情報を渡したくなかった）とツイッターで明かしているのであって、あの記事から読み取れる「頑なに契約者本人（父親）の身分証明を求めた」という店の姿勢がミスリードだという事は分かっている。

「ケンヂ氏が身分証を提示するなら父親が同行しなくても対応する」という旨の打診はあった。おそらく「契約者本人がいれば（ケンヂ氏の）身分証は不要」という説明を「契約者本人がいれば誰の身分証も不要」と解釈したのだと思う。冷静に考えれば本人確認をしないなんてあるはずないのだけども。

ケンヂ氏の、信用できない店に自身の個人情報を提示したくないという気持ちは理解できるし、それは尊重されていいと思うけども、それならそうと記事に記載されるべきだった。

しかし、ヨッピー氏は記事に「ケンヂさんの身分証ではなく、父親の身分証が必要とのことです」と書いた。これはケンヂ氏のツイッター上の説明を信じるなら事実ではない。認知症の父親を店舗に連れて行く判断をしたのはケンヂ氏だ。PCデポではない。

そしてケンヂ氏が身分証を提示しない事の代償は「認知症で正常な会話ができない状態の父親を車椅子で老人ホームから連れ出す」であって、これは個人的な感想だけど、あまりにも親子双方にとって負担が重過ぎる。この選択は正しかったのか、非常に疑問だ。

邪推するなら、この判断により「高齢者に不親切なPCデポ」という絵面ができあがった。身分証云々ではなく、それが目的だったんじゃないのかと思われても仕方ないだろう。ケンヂ氏は父親に負担が大きい事を承知でその選択をしたのだから。