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女性への性的暴行認定、作家・菅野完氏に110万円賠償命令 「陳述書に不自然な点はない」

 ベストセラーの新書「日本会議の研究」で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞の読者賞を受賞した著述家、菅野完(すがの・たもつ)氏(42)から性的暴行を受けたとして、30代の女性が220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が8日、東京地裁であり、天川博義裁判官は110万円の支払いを命じた。

 天川裁判官は「女性の意に反して性行為を求め、ベッドに押し倒した」と認定した。判決によると、菅野氏は新聞に意見広告を出す運動を通じて2012年7月に女性と初対面。この日に広告掲載作業のため1人暮らしの女性宅を訪れた。

 菅野氏は訴訟で「女性の体には触れたが、性的暴行と評価されるようなものではない」と反論したが、天川裁判官は「女性の陳述書に不自然な点はない」と指摘した。