いきなりですが、マスクってなぜマスクっていうかご存知ですか?
調べてみたんですけど、内気でシャイな人でもマスクをつけて顔を隠すことによって人生をまっすぐ(マッスク)見つめて生きようというメッセージが込められているらしいです。
大手製薬会社が下を向き、暗く生きている日本人のために、まずは前を向くきっかけをあたえようと開発されていったものなんです。風邪の予防などの用途はあとからついてきたものなんですね。
嘘です。こんにちは。
こんな嘘をニヤニヤしながら新宿西口のエクセルシオールでバコバコ書いているんですけど、さっきとある映画を観てきたんです。
口コミが口コミを呼び、上映シアターは連日満席、観た著名人はみんな各々のSNSに絶賛のコメントを残すこの謎の映画。
本当に毎日レビューを見るんです。で、みんな言うんです。
「とにかく今、観に行け!」
行こうじゃないか。えぇ、うるさいな。
7月23日(水)
やってきました、川崎はチネチッタです。
解放的で高級感のあるロビーや施設の快適さが自慢の映画館。劇場シートはフランスのキネット社から特注。車椅子専用の鑑賞スペースも用意。
例のごとく写真を撮っていないわけなのですが、まず、まず疑問に思うことがあります。
「劇場めっちゃ少なくない?」
そうこの映画、上映している映画館がめっちゃ少ないです。いや、いまあなたが想像している5万倍少ないです。東京で観ることができる映画館は新宿、池袋、渋谷にそれぞれ一つずつ。以上
立川で生まれ育ち、立川の映画館しか行ったことのない僕にとってはかつてない衝撃かつ、東京で3つしか上映していないのにこの盛り上がり方ってもしかしてヤバいものを観るんじゃないの!!??と異様な興奮が押し寄せ、足はガタガタ震え、歯は全て抜け落ち、体毛は全て直毛になり、左手くすり指から甘い蜜が出はじめ、夜になるとそこにカブトムシが集まるようになりました。 嘘です。こんにちは。
前情報通り、東京の映画館は満員御礼。しかたなく川崎に向かうこととなりました。
映画は、あまり観ないので非常に楽しみで南武線に乗り込みました。どれくらい観ないかと言うと「君の名は。」を今週初めて観ました。北京原人でもすでに観ているとおもいます。
Twitterで情報を収集しながら、川崎に向かっていたのですが、とある疑問が僕もとい南武線川崎行きを襲いました。
「出てる人、誰も知らなくない?」
なにを隠そうこの映画、キャストが全く知らない人でした。あなたの考える10万倍知らないです。ほんとに。ほんとだって。
日暮隆之役 濱津隆之
日暮真央役 真魚(まお)
日暮晴美役 しゅはまはるみ
神谷和明役 長屋和彰
細田学役 細井学
山ノ内洋役 市原洋
山越俊助役 山﨑俊太郎
古沢真一郎役 大沢真一郎
笹原芳子役 竹原芳子
吉野美紀役 吉田美紀
栗原綾奈役 合田純奈
松浦早希役 浅森咲希奈
松本逢花役 秋山ゆずき
谷口智和役 山口友和
藤丸拓哉役 藤村拓矢
黒岡大吾役 イワゴウサトシ
相田舞役 高橋恭子
温水栞役 生見司織
全然知らない(大失礼)
なにを隠そうこの映画、ゴリッゴリのインディーズ映画なんです。わかりやすくこの映画を表すツイートがすこし話題になっていました。
映画まったく観ないマンなのでわかりませんが、わかりやすく言うと美容系大学生YouTuberが叶姉妹より人気みたいな感じ。なのでしょうか、全くわかりません。
そんなこんなで上映が始まりました。
上映後
一切のネタバレはしませんが、
今もっとも価値のある1500円の使い道だったことは言うまでもなく、上映後の劇場には数多くの幸福感および満足感が立ち込めていました。
なかには上映中にもかかわらず大声で笑うおじさん、ラストシーンで泣く真横に座っていたおばさん、あまりのひっくり返され具合に上映後すぐに拍手をし、その拍手の影響で赤ちゃんが叫び、その音のエネルギーに何かを思いついた科学者が研究を重ね、やがてチンパンジーは文明を持つようになりました。
omonihizanouragakayui.hatenablog.jp
僕はと言うと興奮しすぎて、友達に言いたい衝動をぐっとこらえていました。
ネタバレなしに伝えたい
数多くの有名人がそう話す理由がわかったような気がします。
指原莉乃さん
小沢一敬さん
呂布カルマさん
田代楽さん
絶賛の嵐
でもこの映画を発信したい気持ち、なんとなくわかるんです。本当なんです。
僕はこの映画のこの流れを
甲子園の公立校感 & 地道なプロモーション
が巻き起こしているとかんじます。
圧倒的な制作費を掛けてよりハイクオリティな映画は数おおく存在する中、制作費300万のインディーズ映画が口コミによって広がっている。
この知る人ぞ知る感がこの映画にマッチしたと思うんです。
まさに甲子園の公立校のように、熱闘甲子園で取り上げられるあの感じのように。
映画を見た観客すべてがメディアとなり、発信したくなるような内容、そして著名人の巻き込み。ヒットエンド、ラン。
さらにはその一般人の投稿に、出演役者さんが「いいね」をし続けると言う。
もう、、、
もう、、、、、、、
「とにかく今、観に行け!」
3000字も書いてしまった。カメラを止めるな!観てください。面白いから。
あと鑑賞後、小島みなみの動画を見たくなりました。見ました。