こんにちは,ひなたパパです。
読者様より,「本当にサラリーマンが億万長者って現実的なのですか?」といったコメントが寄せられました。
この方は,あるブロガー様が「サラリーマンでも億万長者になれる。なれないと思っている人は,自分の可能性を否定している単なる努力不足な奴だ。」と苦言を呈されている記事を読まれたそうです。
それで,「本当に,サラリーマンの自分でも億万長者になれるのか?」と気になり始め,平凡な会社員である私が1億円貯蓄を目指して綴っているこのブログを読まれて,ご質問頂きました。
ご質問にお答えしようと思いますが,私は,他のブロガー様の記事に対して意見を述べることはしません。
人の考え方はそれぞれなので,色々な意見があって良いと考えているからです。
そこで,「サラリーマンが億万長者を目指すのは現実的なのか?」という視点だけでお話したいと思います。(ご質問を頂いた方向けの記事となっていることをご了承ください)
- 我が家の資産管理について
- 夫婦共有資産について
- サラリーマンが億万長者は現実的なのか?
- 資産形成には自分の置かれている環境が影響する
- リスクを取れる時期に,積極投資した
- 子供が生まれるとローリスク投資に
- これまでを振り返って何が良かったか
我が家の資産管理について
我が家は,「私の個人資産」「妻の個人資産」「夫婦の共有資産」「娘の個人資産」を分別して管理しています。
- 私の個人資産・・・結婚前に貯めた原資をもとに,現在もハイリスク・ハイリターン(FX,先物,小型株など)な資産運用中。
- 妻の個人資産・・・ブログ収入。資産運用はしていない。
- 夫婦の共有資産・・・結婚後に夫婦の収入を貯蓄した資産。誰でも出来る資産運用中。
- 娘の個人資産・・・私の個人資産を毎年贈与したもの。誰でも出来る資産運用中。
当ブログでは,そのうち,「夫婦の共有資産」「娘の個人資産」について公開しています。
夫婦共有資産は,こちらの記事を参考にしてください。
☞庶民でも富裕層に挑戦♪12月の総資産を公開!1億円貯蓄達成に向けて! ー2017年12月ー
娘(中学2年生)の個人資産は,こちらの記事を参考にしてください。
☞1,000万円超の資産運用|桐谷さん厳選優待銘柄は強い!中学生の投資実績を公開♪
私の個人資産については,非公開とさせてもらっています。
夫婦共有資産について
本質問にあたっては,「夫婦の共有資産」で考え方を述べるのが良いかと思います。
<前提>
- 両親は健在で,遺産相続なし
- 夫婦共働きの収入だけで資産形成
- 結婚当初から夫婦揃って正社員
- 私は中堅企業の係長(平均年収よりやや上回る)
- 妻は大企業の一般職(平均年収)
<現在の資産>
2018年6月末時点で,金融資産は9,000万円超えました。
家(5,000万円)のローンも支払い済みであるため,純資産ベース(純資産=貯蓄額-借入金)で1億円に近い状況です。
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サラリーマンが億万長者は現実的なのか?
私は44歳で,遅くとも46歳には1億円達成できる見込みです。
ですから,「サラリーマンが億万長者は現実的なのか?」という質問に対して,回答は「現実的」という回答になります。
とはいえ,簡単に達成できるかというと,全くそのように考えていません。
資産形成には自分の置かれている環境が影響する
私が考えるに,貯蓄をする上で一番大きな影響を受けるのは,その方が置かれている「環境」です。
つまり,「本人の努力だけではどうにもならない部分がある」のです。
私達夫婦が資産形成を順調に進められているのは,恵まれた環境あってのことです。
- 親の面倒を見ていない(夫婦の両親ともに元気)
- 子供は一人
- 共働きができる環境(保育園や児童会が利用できた)
- 家族揃って健康体
など,お金を貯める上で,ハードルが非常に低い環境です。
仮に,親の面倒(介護)を見る必要があった場合,「共働きは難しく」「支出も多く」資産を増やすことは,非常に難しいものとなります。
子供についても人数によって,条件が全く異なってきます。
リスクを取れる時期に,積極投資した
子供が生まれるまでの間,私は夫婦の収入の大半を投資に当てました。(20歳から投資をしていたため,結婚時には投資経験豊富でした。)
この頃は,今考えると,かなり無理な節約もしていました。
毎月の厳しめの予算を決めて徹底的に節約・管理し,積極的に投資しました。
そうやって,若いうちに資産を増やせたことが,今現在に繋がっています。
子供が生まれるとローリスク投資に
子供が生まれてからは,家族の将来について,より確実な投資商品でライフプランを組みたいと考え,リスクを大きく取ることはしていません。(基本的には,将来の受取額が約束された商品しか購入しません。)
夫婦共有資産のポートフォリオを見て頂くと分かるように,「債券」「貯蓄型保険」「個人年権」「預貯金」が大半を占めており,株式はたった2%のみです。
これらの商品は,リスクを嫌う日本人でも一般的に行っているローリスクのものばかりですが,2010年6月2,800万円の資産は2018年6月時点で9,000万円となりました。
この間,家や車のローンの支払い,子育て費用もかかっていましたが,それでも上記のローリスクの資産運用で資産は順調に増えました。
これまでを振り返って何が良かったか
子供が生まれるまでに積極投資したおかげで,46歳には1億円達成できる見込みとなりましたが,このような時期がなくても,いずれ1億円というのは達成できたと考えます。
ただ,あくまでも恵まれた環境で,夫婦協同で努力できることが前提となります。
資産形成をするうえで良かった点をあげます。
- 夫婦共働きである
- 夫婦で資産形成を協力して行った
- 収入・支出を夫婦共同で管理した
結論としては,夫婦で協力すれば,サラリーマンが億万長者を目指すのは,それほど現実味のない話ではないと,私は考えます。
参考までに,読者様から家計管理の改善に効果があったとコメントを頂いた記事を紹介します。
☞2018年版|庶民でも1億円貯められる家計簿管理!特別費の管理が重要です♪<前編>
☞2018年版|庶民でも1億円貯められる家計簿管理!生活費の家計簿は不要です♪<後編>
これらの家計管理をすることで,貯蓄のスピードが劇的に変わったと感謝のお言葉を頂いています。
また,住宅ローンについても私なりの考えを紹介していますので,参考まで。
☞変動金利型住宅ローンが急増!私が10年以内の返済計画にした方が良いと思う理由&便利な一括比較サイトのご紹介
私は,投資について紹介することも多々ありますが,それよりも夫婦で協力して家計管理をする方が,優先度が高いと考えています。