科学的にモテる方法論は存在するのか?
結論から言いますと、あります。
オトコとオンナの違いは誰しもが興味ある対象だと思います。とくに恋愛は多くの謎を秘めていますよね。
そこで、この「恋愛」について脳科学の見地から語ってくれているのが、武蔵野学院大学・同大大学院教授を兼任されておられる澤口俊之氏です。
それでは、脳科学的に「モテる人の特徴」とは一体どんな人物なのかを探っていきましょう。
【元ネタ本】
目次
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脳科学で判明。恋愛で活発になる部位
恋は脳のどの部分でしているのでしょうか?
それは、大脳辺縁系という原子的脳部位が大きく関係しています。
大脳辺縁系とは、大脳の「ふち」を囲んでいるようなもので、扁桃体も、海馬もいちおう含んでいるようなところです。ここは発情とか、怒りとか、喜び、幸せといった感情に非常に関係しています。
お酒を飲んだことがある人ならわかると思いますが、ほろ酔い状態はとても気分が良いですよね。まずアルコールを飲んで、最初に衰えるのは大脳辺縁系以外の部分、大脳新皮質という部分です。
大脳新皮質は大脳辺縁系の働きを抑えている司令塔の役割をしてくれています。
たとえば、「いまは怒るな」とか「ここで発情するな」など理性に関わっています。ここの司令塔がアルコールの作用によって衰えてしまうのです。すると、より原始的な脳である「大脳辺縁系」が暴走するのです。
ちなみに、アルコールと脳の関係が書かれている記事が日経にありました。脳のダメージから、飲み過ぎには注意したほうが良いかもしれませんね。
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ーー酔っ払った勢いで・・・
お酒の失敗談を語れる人は多いと思います。
これは、先ほども話した前頭葉の「大脳新皮質」の働きが弱まっているからです。
よく会社の飲み会で「今日は無礼講だ!なんでも言ってくれ」と冒頭で言われ「こんなこと言ったら怒られる」と思いながらも上司に愚痴ったり、「これはセクハラになるかもしれない」と思いながらも、女性のお尻を触る人とかいますよね。
これは、アルコールで理性のブレーキが効きづらくなっているからです。
つまり、女の子が酔っ払っているときは理性的な判断が出来なくなっている可能性が高いです。以前から少し良いなと思っている異性だったら「飲んだ勢いで」という根拠は脳科学的に解明されているという事です。
ですが、東大生でも「誕生日研究会」と称して集団で行為に及ぶ事件がありました。頭が良いとか関係なく、根本的な理性を失うので注意が必要です。
そして、飲ませて襲う行為は犯罪となります。しっかりとお互いの信頼構築が出来ている段階で、適度にお酒のチカラをかりるようにしてくださいね!
とかく、「お酒の勢いで・・・」は高確率であり得るということです。
【ニュース記事】
【過去記事】
好き嫌いは脳内ホルモンが関係
人の好きや嫌いは、どのように判断しているのでしょうか?
それは、脳の構造で「伝達物質」と「修飾物質」が大きく関わっています。
「伝達物質」とは情報処理です。情報伝達ですから、パッと出てパッと次に伝わらないといけません。「危険察知」とか「情報処理」するときの電気みたいなものです。
「修飾物質」とは脳内ホルモンと呼ばれており、性格や恋愛に関係している物質だと著者は語ります。修飾物質は、伝達物資に「速くやれ」とか「強くやれ」とか「どう伝達するか」を司っています。
この脳内ホルモンのバランスによって、怒りっぽい人になったり、穏やかな人になったり、好き嫌いなども判断しています。
そして、この脳内ホルモンはジワリジワリ作り出される特徴があります。
ーー焦ると失敗する
恋愛をしていると、次の展開を急ぎたくなりますよね。
しかし、脳内ホルモンはジワリですから伝達物資よりも遅いのです。つまり、焦って次の展開を持ち込むと大概失敗してしまいます。
ある人がこういう仕草をしたとか、こういう声がだったとかいう処理は伝達物質ですが、その結果の「好きだ」「嫌いだ」という結論の感情は、ジワリ作り出す脳内ホルモンです。
よって、恋愛に発展するまでにはある程度の時間が必要だということです。
ちなみに、確実に落としたい女性がいた場合、初デートは短時間がおすすめです。
食事だけでのデートで、時間にして1時間〜2時間程度です。これは先ほど説明したホルモンがジワリと、「もっと一緒にいたかった」という余韻を残すことができるテクニックです。
そして、大事なのは短時間でも「会う回数を増やす」ことです。もし会えないなら、連絡を頻繁にすることですね。
マメな人はモテると言われますが、「単純接触」という心理によって親近感が湧くからです。
本当にマメな人はモテます!
【過去記事】
免疫力が高いとモテる
モテる男は科学的にどんな特徴があるのでしょうか?
特徴の1つとして、モテる男は「いい匂い」を出します。
アメリカのソーンヒルという研究者が、脇の匂い実験をしました。顔は一切見せずに匂いだけで、モテる男を判断しようとしたのですね。この実験で、多くの女子学生がある男性をいい匂いだと言ったのです。
その匂いとは・・・実は「匂わない人」だったのです。
好きな香りは、主観的なものですよね。つまり、多くの女学生がいい匂いと判断したのは無意識です。ちなみにその男性は、免疫力が強く、精力も強い、ガールフレンドも多いという特徴がありました。
免疫力は匂いの分解に関係しており、免疫が強いと嫌な匂いが消されると著者は語ります。「腋臭」「足のくさい人」「加齢臭」は免疫力が低下しているために、菌を分解できないことが原因です。
つまり、この臭いがフェロモンを邪魔してしまっているのです。
ーーフェロモンを出す方法
それは、男性は筋トレ。女性は過度のダイエットは避けることです。
フェロモンは、男性なら「テストステロン」女性なら「エストロゲン」が高いと出る確率も高くなると著者は語ります。男性も女性も同じで、性ホルモンがでることで、いい体になり免疫力も高まります。
つまり、男性なら筋トレ。女性なら過度のダイエットは禁物です。
ちなみに、男性は「背が高いとモテる」というイギリスの研究結果があります。
これには因果関係があって、背の高さと脳の大きさと男性のシンボルの大きさは相関し、やはり大きほどモテるそうです!
【過去記事】
まとめ
・ 酔った勢いではホント!
・恋愛は焦ると失敗するはホント!
・免疫力が高い異性に惹かれるはホント!
いかがだったでしょうか?
心理学からもモテる方法論の記事があります。狙っているあの子にアタックするには、筋トレして免疫を高めながらマメに連絡をとってみてくださいね。きっとうまくいきますよ!
詳しい内容が気になったかたは、本書をお手にとってみてくださいね。