トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

菅野で勝てず 2発食らい今季は自己ワーストタイの12被弾

2018年7月29日 紙面から

6回表2死一塁、菅野が藤井(右)に2ランを打たれる(河口貞史撮影)

写真

◇中日4-0巨人

 中日が連敗を3で止めた。1回にビシエドの二飛で先制。6回に藤井の1号2ラン、8回にビシエドの15号ソロで加点した。小笠原は緩急を付けて3安打に抑え、プロ初完封で5勝目。巨人は3回以降無安打。菅野も粘れず、7敗目。

    ◇

 祭りの後の静けさか。前夜に山口俊のノーヒットノーランで歓喜にわいた巨人がエースで勝てず、今季7度目の零封負け。菅野は2発を許し、今季被本塁打数は早くもシーズン自己ワーストタイ12本となった。

 「チームにいい雰囲気があった中で、失点して申し訳ないです」。1回1死、一、三塁からビシエドの飛球を二塁マルティネスがホームに背を向けて捕球。振り向きざまに本塁送球したが、三塁走者・京田に生還された。

 「あとの失点は防げました」とは6、8回。6回は外角を狙ったスライダーが内角へ。藤井に2ランを許した。8回はカウント3ボール1ストライクからビシエドに左翼席へ放り込まれ「フォアボールでもよかったのかなと思います」と肩を落とした。東海大相模高の後輩、中日・小笠原との3度目の投げ合いで初めて黒星を喫した。

 打線も3回以降は無安打。高橋監督は「力で押された感じがありました」と語った。前夜、7連勝後の連敗を6で止めていた。さあ行くぞ、という試合をエースで落とした巨人。波に乗れない。 (川本光憲)

 

この記事を印刷する

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ