オタクはすぐ影響される。私もこのとおりだ。
きっかけはリズと青い鳥の剣崎梨々花のこのセリフである。
「コンビニのゆでたまごです。味ついてて美味しいです。」
基本コンビニに行かないので、一体コンビニのゆでたまごがどういうものなのかさっぱり理解していないが、ゆでたまごに味が付いているとはどういうことなのか。煮玉子と一体何が違うのか。私は疑問を解決しにコンビニへと向かった。
難なく味付けゆでたまごを入手。1つ75円くらいでまあまあ高い。
外見は普通のゆでたまごだし、一体本当にこいつに味が付いているのか??と疑心を抱きながらゆでたまごを割って食べた。
味ついてておいしい。
本当に味が付いている。しかも塩味。
なぜ殻を割ってもないのに塩味がするんだと気になって調べたところ、どうやらゆでた後にたまごを塩水に浸けているらしい。
なるほど。1つ勉強になった。
そして最近コンビニ各社が特色豊かなオリジナルブランドを作っていることに気づき、悪魔みたいな発想が生まれた。
コンビニゆでたまごはどこが一番美味しいのか食べ比べしてみようじゃねえか。
というわけで、ここでようやく記事タイトルである、コンビニゆでたまごお遍路という単語が出てくるのである。
とりあえず家を飛び出し、セブン-イレブン、ローソン、ファミマと近所のコンビニ1件の計4社のゆでたまごを買うコンビニゆでたまごお遍路を始めた。
大体30分くらいというお遍路にしては異常な早さでお遍路を終わらせ、ゆでたまごを4つも抱えて帰宅。
余談だが、Twitterにゆでたまご買ってきたと投稿したら板東英二じゃんって言われた。
(剣崎ちゃんのこと板東英二って言うのやめろよな!!!!!!!!!!!!!!)
そしてゆでたまごを片っ端から食べることに。
2個目を食べ終わったことに気づいたのだが、ゆでたまごは2個食べるとめっちゃ満足する。
しかし、これはお遍路。一種の修行なのだ。もう飽きたなんて愚痴をこぼさずにゆでたまごを4つ食べるのがゆでたまごに対しての礼儀だ。
3個目の後半から味とかよく覚えてないが、近所のコンビニのゆでたまごが一番美味しかった気がする。(一番最初に食べたという順番も影響してそうだが)
そして私は剣崎梨々花を通り越して板東英二になった気がする。
こうして、ゆでたまご食べ比べ大会という富豪の遊びは終わった。
コンビニゆでたまごお遍路をしている時に気づいたのだが、このお遍路は完全に邪道であった。
剣崎梨々花はおそらく一般的な女子高生だ。その一般的な女子高生がコンビニで買うゆでたまごなんて、最初はおそらく「ゆでたまごがコンビニに?」とかの興味本位だと思う。
そしてゆでたまごを食べた結果、案外美味しかったのでご飯としてゆでたまごを買うようになったというオチだろうと考える。
すなわち、剣崎梨々花が買うゆでたまごは、あくまでも食事としてのものである。食事の枠組みの中で好きな方だからという理由で、あれば買うといったものなのだろう。
さらに、彼女は一般的な女子高生なので、わざわざ家から学校までの通学路の途中に無いコンビニでゆでたまごを買うということが想像しにくい。
おそらく好きなメーカーorコンビニは存在するであろう。しかし、手間暇かけてそのコンビニに足を運ぶなんて考えにくいし、家あるいは駅や学校の近所のコンビニでゆでたまごを買っているのが想像できる。
したがって、剣崎梨々花としてゆでたまごを買う際、一番重視すべき点は一番手軽に買える場所にあるコンビニでゆでたまごを買うということである。
さらにいうと、自分が一番手軽に買うことができるコンビニでゆでたまごを買い、それを相談に乗ってもらった先輩にお礼として渡せば剣崎梨々花度合いがさらに高まるであろう。
よって、このコンビニゆでたまごお遍路は完全なる邪道であった。
もし、剣崎梨々花を通り越して、板東英二になりたかったら是非やろう。