9日放送の「橋下×羽鳥の新番組(仮)」(テレビ朝日系)で、橋下徹氏が大阪府知事時代に家族まで殺害予告にあっていたことを明らかにした。

番組では、舛添要一東京都知事が毎週湯河原温泉まで公用車で通っていたことが話題となった。その中で評論家の森永卓郎氏が、次回の東京都知事選で対立候補は「銭湯で風呂に入って、ホテルは東横インです」といい、質素であることをアピールすればいいと訴えた。

この発言に橋下徹氏とゲストの前東京都知事、猪瀬直樹氏は「銭湯は無理」「銭湯はダメ」だと即答した。橋下氏は「警備の問題を知らないから」だと言い、「普通の仕事でね、命狙われることなんかないでしょう」と続けた。

森永氏が「命狙われました?」と質問すると、橋下氏は「僕ら、毎週、殺害予告来るんですよ。そうやって気軽に言うけど」と当時の状況を明らかにする。この一言にスタジオは「えー」という驚きの声に包まれた。

橋下氏は「僕だったらいいですよ。自分の意志で知事になったから」と断りつつ、「子どもとかにも(殺害予告が)来るわけですよ」と詳細を明かす。さらに不審者が家の周りに来たり、「橋下さんの家はどこでしょうか」と近所で聞いていた人物もいたりしたとか。橋下氏はそんな中で「銭湯に行けと言われても、それは無理ですよ」と説明していた。

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