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    経済

    耐久戦?カラオケボックス業界 変わる勢力図

    カラオケ評論家 唯野奈津実
    無断転載禁止
     忘年会シーズン真っ盛り。「2次会はカラオケボックスでにぎやかに」という方も多いのではないだろうか。今や老若男女の憩いの場として定着しているカラオケボックスだが、近年、業界の勢力図が変わってきているという。カラオケ評論家の唯野奈津実さんが、カラオケボックス業界の現状や今後の動向について解説する。

    今夏、大手シダックスが大量閉店

     大手カラオケチェーン「シダックス」(本社・東京都新宿区)が不採算店舗を大量閉店するというニュースが今夏、報じられました。テレビや新聞、ウェブなど多くのマスメディアで取り上げられたので、普段あまりカラオケに馴染(なじ)みがなくともニュースを目にした方は多かったと思います。

     かつてはカラオケボックス業界で店舗数第1位を誇り、また業界初の全47都道府県への出店も果たしたシダックスですが、ここ数年は店舗が減少する傾向にありました。この原稿を執筆している12月11日現在、カラオケ店舗数における業界トップ3は「ビッグエコー」「まねきねこ」「カラオケBanBan」で、それぞれが400店舗以上を展開しています。これに対し、第4位のシダックスは191店舗と、大きく差が開いています。

     数年前までは、ビッグエコー、まねきねこ、そしてシダックスが「カラオケ大手チェーン御三家」として、それぞれ300店舗前後でしのぎを削っていたものでした。上位チェーンが年々店舗数を増加させているのに、シダックスのみが減少している理由はどこにあったのでしょうか。

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    2016年12月21日 09時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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