走り出したら止まらないぜ

ただの日記です、ベイベー

キートン・ニイタカヤマ

働くニイタカヤマです。
夏休みに入って週末は皆さんお出かけなのでしょう。仕事が暇です。
オカルト好きの高校生と大学生のバイトが無駄話しているのが事務所で書類の整理をしている僕にまで聞こえてくるのです。
ちなみに実話です。

「先輩、UFOっていると思います?」

「ま、いるかもしれんけどね。俺は信じない」

「いやでも、アメリカではUFO研究用の専用の基地があるんですよ」

「ふーん」

「エリア59っていうんですよ」

むむ、間違えてるぞ。


「ふーん」

「そこになんと宇宙人の標本があって、その時没収したUFOもあるんです」

そんな話信じるヤツなんているか…


「まじでっ!?」

いたわ。


「で、アメリカ軍はそのUFO飛ばしまくってるらしいです」

「まじかよ、乗りてー」

大学生、大丈夫か。


「あと、人魚も」

「あ、人魚どーでもいいわ」

「じゃこれどうです。カッパ」

「えっ?」

カッパには食いつくのか。


「日本にカッパのミイラあります」

「ま、まじっ?」

どんだけカッパ好きだ。


「ただの大きな亀かと思われてたんですけど」

「ほーほー」

「頭が丸く窪んでて」

「皿だ。皿だな、それ、え?」

食い気味の相槌。
って、ハライチか。


「そう、どうも皿じゃね、って」

「うひゃー、まじ?マジで。カッパ?」

「マジです」

「どーする、おい。やばっ。マジヤバ。それ、どこにあんの!」

お前がやばいわ。


「それはわからないっす」

「マジかー、マジかー、わからんかー」

お前のほうがわからんわ。

後半へつづく…



まるちゃんかっ!

あ、後半なんてありませんから。