ヘキサの旅 r25 空も飛べるはず
空中散歩@岐阜県海津市南濃町庭田
r23に引き続いて、岐阜から三重の越県県道のご紹介。今までになかったようなダイナミックな景色ですねぇ。養老山地を越える山岳ルートは、三重の主地道の中で唯一冬季閉鎖となるような道のりですが、景色は折り紙つき。では早速、三重県側の終点からスタートしましょう。
三岐鉄道北勢線阿下喜駅から市道を北上、r5と交わる阿下喜交差点がr25の終点にあたる。ここから旅を始めよう。
いきなり連続雨量100mで通行止の標識がお出迎え。「岐阜県海津郡南濃町」「三重県員弁郡北勢町」といった過去の自治体名が書かれているが、現在は海津郡が海津市に、員弁郡がいなべ市に変わっている。なんで員弁は平仮名にしちゃったのかなぁ…
旧北勢町の町並みから徐々に離れていく。この辺はまだ新しい住宅が建っていたりするが。
普通の人はこういう表示を見ると身構えたりするんだろうけど、私はニヤニヤしてしまうな(笑)。もちろん、安全運転前提だが。
「鼎」(かなえ)もこのサイズの画像にすると潰れて読めない(笑)。地名としては珍しいよな。
センターラインが消えて、ここからが本番。養老山地を越える二之瀬越に入っていく。
発破もあるでよ。
峠の頂上ではなく、ちょっと下り始めたところが岐阜県との県境。悔しいが、ここからの岐阜県側にこそr25の見所。先に進もう。
(Reverse Angle)
その前に振り返って三重県側を望む。もろ逆光。
山間を縫うように坂を下って行く。1.5車線がデフォルトだが、対向車はほとんど来ないし、見通しがいいので心配は不要。
こんな道がしばらく続く。はっきり言って、下手な有料ドライブウェイよりも走り応えがある。二輪車の対向車が目立つのにも頷ける。こんな面白い道が身近な所にあったんだなぁ。新発見だよ。
秋の紅葉シーズンも良さそうだが、春は春でこのような桜が目を楽しませてくれる。上に見えるのがさっきまで走ってきた道。
下まで下りてくると岐阜r56と交わり、旅は終わりを告げる。左折して10km弱走れば養老の滝というロケーション。居酒屋じゃないぞ!
捕獲成功
■三重県道25号 南濃北勢線
起点:岐阜県海津市南濃町庭田
終点:いなべ市北勢町阿下喜
経由市町村:なし
走行難易度:★★~★★★★
トレース難易度:★
三重~滋賀だと峠越えのイメージあるけど、三重~岐阜でもあるんだねえ。こんな道。
ところで、「御弁当谷」は「ごべっとうだに」と読むんですね。