先日、生後5か月の息子が離乳食を食べ始めました。
4か月検診で離乳食講座があり「生後5か月を過ぎたら少しずつ始めていきましょう」と言われていたのを受け、「もう離乳食なんだな、早いな」と思いました。
ここから1年以上かけて母乳(ミルク)から食事に以降していくわけですから、壮大なプロジェクトですよね。そのぐらい、母乳というのは魅力的なのでしょう。
離乳食
始めたばかりなので、離乳食は10倍粥とルイボスティー(私たちが飲んでいるので作るのに面倒がなくて済むから)です。
器が桃色なのは桃色症候群の私が買ってきたというわけではなく、妻が数年前に結婚式に行った際の引き出物としてもらったものです。「遂に使うときが来た!」と喜んでおりました。
離乳食を始める前に
離乳食を始めるのは、「生後5か月を過ぎたら」と言われましたが、あくまで目安としての「生後5か月を過ぎたら」と理解しています。「生後5か月」と言われる方が耳覚えがよいため、そちらで覚えがちですが、4か月検診で離乳食のお話を聞いた限り、3つの条件をクリアしてから始めたほうが、「子どもにとっても親にとってもよい」というように解釈できました。
勿論、開始するのが遅すぎると、それはそれで親も子もどちらも幸せにならないので、だらだらと先の伸ばしにしすぎるのはよくないと思うのですが、「5か月」はあくまで目安なんだと思うんですよ。
子どもの成長に合わせて
子どもの成長速度は千差万別であり、子どもによって違いますから、情報を鵜呑みにするのではなく、情報に基づき、自分の子どもがどの段階にあるか、どんな状態かを見極めて取り入れていくことが大切なのではないかと。
ということで、私なりに解釈した「離乳食を始めるための3つの条件」を挙げていきます。この3つの条件をクリアしてから息子の離乳食を始めました。
※ちなみに大前提の首が据わっていることと、支えてあげれば座れることに関しては生後4か月の時点でクリアしていたので条件からは外しています。
条件1:涎の分泌が十分である
涎の分泌が十分でない場合、反固形状の離乳食を嚥下することが難しくなります。それが原因で苦しくなり、離乳食が苦痛になってしまっては元も子もありません。
息子の場合、生後4か月ぐらいから涎がだらだら出てきていたため、この条件は早期にクリアできていました。「そんなに出して大丈夫なの!?」と思うぐらい出るんですよ。放っておくと首の間から首の後ろまで涎まみれになっています。
条件2:口元に物が触れるのを嫌がらない
離乳食講座で「赤ちゃんは口の周りに物が触れるのを嫌がります」と聞きました。こぼした離乳食が口元に触れることを嫌がったり、スプーンが触れるのが嫌になってしまっては食事を楽しめないわけです。
対策としては、「離乳食用のスプーンを口の周りにあてて、嫌がらないように練習をする」のがよいとのことでした。
離乳食用のスプーンはリッチェルのAmazonプライムデーで購入。固いハードタイプと柔らかいソフトタイプで2つの触感が楽しめます。
しかし、息子は口元に物が触れると「ニヤニヤ」して喜ぶので、練習するまでもなくこの条件もクリアできていました。あなた、凄いわ…。
条件3:食事に興味を持つ
赤ちゃんは「食べる」という行為が分かっていません。離乳食前は母乳やミルクを吸うだけですから。ゆえに、いきなり知らないものを食べさせようとしたところで戸惑ってしまいますから、まずは「食べる」ことに興味を持ってもらう必要があります。
それには「親の食事を見せる」ことがよいとのことでしたので、ソファに座らせて遠目で食事を見せたり、同じテーブルに座らせたりして、食事に興味を持ってもらうようにしました。
イングリッシーノというテーブルに固定するタイプの子供用椅子を使用。離乳食を食べるときもこの椅子に座るので、その練習にもなったと思います。
最初は椅子に対して「なんだこれ?」という不思議な反応をしていましたが、慣れてくるとニコニコし始めました。息子には問題なかったみたいですね。涎、だっらだらたれてきますけど(笑)
そして、私たちが目の前で食事をとり始めた当初は不思議そうな顔をしたり、ニコニコしたりしていましたが、何日かすると声をかけてきては「なにそれ?」みたいな反応を見せてくるようになりました。
さらに手も伸びてくるようになったので、これは問題ないかな?と思い離乳食を始める算段が整いました。
離乳食実践
離乳食初期は先哲の記事から分析するに「食べないもの」「泣く」「おえっとする」「嫌な顔をする」ものだと思っていたので、どんな反応があろうと「そんなものか」と思うようにしていました。
そもそも、初期の離乳食は、「食べること」が目的ではなく、「慣れさせる」ことが目的らしいですからね。ならばどんどん場数を踏んでもらおう、さあ息子よ!安心して泣き喚くがいい!
しかし、息子は意に反して、ニコニコしながら食べるではありませんか!
誰に似たのかこの食欲。「血」と言うものは恐ろしいと感じました。全然嫌な顔せず「もっともっと」と急かすようにもなってくるし。スプーンでの食べ方も日に日に上手になってるし。自分でスプーンを持ちたがるし。
先哲方のお話
こういった初体験の育児で、体験談を記事にしていただけるのはとても参考になります。先輩方、ありがとうございました。
しらすさんの味見記述で吹きました。とても大変だったみたいですね。この記事から3か月たった現在はどうなっているか、気になるところです。
じゅりいさんの記事は10倍かゆの作り方、食べさせ方について記述されており、参考にさせていただきました。だいちゃん、上手に食べられてますね!
離乳食の時間
何かあったときを考えて、新しい食べ物を与えるときは、病院の診療時間に間に合う時間帯に食べさせた方がいいと聞きました。まさしくその通りだと思います。
我が家では、お昼少し前の母乳を欲しがる時間帯に与えるようにしています。
まとめ
以上、離乳食を始めたお話でした。なんだかすんなりいって拍子抜けしています。先日は妻がお出かけしていたので、息子と二人っきりで離乳食タイムを楽しみましたが、まったく問題がありませんでした。
食事を見せたのが功を奏したのか、元々ポテンシャル的に大丈夫だったのかは分かりませんが、離乳食デビューは最高のスタートを切れたようです。
今後は、息子の体調をみながら、離乳食の種類を少しずつ増やしていきたいと思います。無理せずゆっくりと。