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Hu-BASIC Back-up for MZ-2000/2200

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○Hu-BASICのバックアップ

今月の一番手は、MZ-2000用Hu-BASIC V2.0 のテープのバックアップを作るためのプログラムです。
メディアとしてのカセットテープには危険がいつもつきまとっています。とくにBASICのシステムが入っているテープは、コンピュータが起動するたびに使うわけですから、それだけ消耗も早く、切れたり、ワカメ(テープがへりがよれよれに伸びてしまうこと)になったりする可能性が高くなります。また、あなたの小さな妹が、なんの罪の意識もなくカセットハーフからテープを取り出して、ママゴト遊びの食卓にソース焼きそばとして出してしまうかもしれません。オリジナルテープからバックアップコピーをとり、ふだんはバックアップをのほうを使うようにし、オリジナルのほうは金庫にしまっておきさえすれば、それらの悲劇は笑い話ですますことができるのです。
使い方はとても簡単です。リスト3のプログラムをRUNさせると、順次いくつかの指示が出ますので、それに従ってください。70行と240~260行のデータは、起動時のメッセージを書き込むためのもので、210~230行と270行のデータは、キーボードとキャラクターの対応を一部変更するためのものです。RUN後に、まずHu-BASICのモニター部分をロードしますが、そのときにエラーが発生したら、20行から、また、バックアップテープにセーブ中にエラーがでたら、80行からRUNしてください。
また、コピーしたテープでBASICを起動した場合、プロンプトの"OK"の上に"π"などのキャラクターが表示されることがありますが、これは、バックアップであることを示す印だと考えてください。BASICの機能そのものにはまったく影響はありません。


ダウンロード(mzt, mti, pdfファイル)