ハードディスクのフルコピーはddコマンド
ノートPCの80Gバイトのハードディスクがほぼ一杯になったので、250Gバイトのハードディスクに換装しました。ノートPCは、特殊なパーティション構成になっていることが多いので、ddコマンドを使ってフルコピーしました。
とりあえずは、デスクトップPCに2台のハードディスクを取り付けます。光学ドライブ用のSATAインタフェースも使ってしまったので、USBメモリーからUbuntu 13.04を起動しました。端末を開いて、
$ sudo fdisk -l
でそれぞれのハードディスクのデバイス名を確認します。容量とパーティション構成で判断します。私の場合、コピー元のハードディスクが「/dev/sda」、コピー先のハードディスクが「/dev/sdb」でした。
デバイス名が分かったら、
$ sudo dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=4M
を実行します。「if=」にコピー元を、「of=」にコピー先を指定します。間違えると消えてしまいますので注意してください。「bs=」には、コピーするブロックサイズを指定します。ブロックサイズを指定しないと、かなりの時間が掛かります。
ディスクのアクセスランプを信じて、プロンプトが再表示されるまで待てば、完了です。
ノートPCにコピーしたハードディスクを挿入して問題なく起動することを確認します。
パーティションのサイズは、Ubuntuに含まれるGPartedで広げます。Windowsの場合、最初にエラーチェックが実行されます。しばらく待てば、Windowsが起動します。