北見市で「テレワーク・デイ」
職場から離れた場所で仕事をする「テレワーク・デイ」とされる24日、北見市では、経済産業省の職員がテレビ電話システムを使って東京にいる同僚などと連絡を取り合いました。
「テレワーク・デイ」は、自宅や共用オフィスなど職場から離れた場所で仕事をする働き方を普及させようと政府が主導するキャンペーンです。
ことしは「テレワーク・デイズ」と銘打って23日から5日間のうち複数の日でテレワークに取り組むよう全国の企業や団体に呼びかけています。
北見市では24日、経済産業省の職員4人が市内に設けられた専用の施設に集まり、東京にいる同僚とテレビ会議システムを使って打ち合わせをしました。
このあと職員たちは東京にいる野田総務大臣と連絡を取り合い、「東京は40度近いと聞いていますが、北見では心地よい環境で仕事ができています」などと報告していました。
北見市は去年、専用の共用オフィスを中心部に設置するなどテレワークを導入する企業の誘致に力を入れています。
北見市でテレワークを行った経済産業省の大西啓仁企画官は、「涼しい気候の中で仕事ができるだけではなく、地元の特色ある企業を訪問することもできテレワークの可能性を感じました」と話していました。