2018年7月21、22日、埼玉県伊奈町にある埼玉自動車大学校で「オートジャンボリー2018」が開かれた。これは自動車整備の専門学校である同校が、教育方針や学生の活動内容の周知を目的に2007年に始めたもので、カーショーと学園祭が合体したようなイベントである。グラウンドで行われるカーショーの対象車両は、21日がスーパーカーで、筆者が取材に赴いた22日がヒストリックカー。ヒストリックカーの参加資格は1988年以前(昭和時代)に生産された車両とその同型車で、参加台数はエントリーリストによれば300台。ただでさえ人車ともに厳しい時期の開催に加えて、このところの記録的な猛暑により参加キャンセルもあったが、エアコンなどない車両で参加されたオーナー諸氏には敬意を表するとともに、ぜひともご自愛いただきたい。メインとなるカーショーのほかにも、二輪トライアルのデモンストレーション、二輪&四輪のスタントショーといったアトラクションをはじめ、地元の警察、消防そして自衛隊の協力による特殊車両の展示、近隣のディーラー/ショップによる新型車および中古車の展示や試乗、ショップの展示や物販、レーシングカーの展示、さらには子供向けのプログラムまで、内容は実に盛りだくさん。老若男女を問わず楽しめるプチ夏祭りのようなイベントとして、今ではすっかり地域に浸透している。そんな会場から、集まったヒストリックカーを中心に紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)
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