今までオウム真理教の事件については
テレビで見る知識だけ
刑を執行されたので中川さんと呼ぶけど
広島拘置所に移送されたニュースを見て
何故か中川智正って人が気になってしまって
他のオウム死刑囚に関しては何も思わず
広島の地って事で近い場所
執行のニュースを見た途端に
中川智正さんに関してだけ苦しくなった
した事の悪さは分かっとるけど
それになるまでの段階を見れば中川さんは
可哀想としか言えん内容
入信して2ヶ月で坂本弁護士一家殺人事件
逃げられんようにされたな 、と思うばかりの
内容がこの人のオウム人生の全て
好青年で優しくて頭が良かった人
この人は霊感が強かったんやないかな
当時は霊感より超能力の時代やったから
自分の苦しさを精神疾患と思われてしまう
患者さんの苦しみを疑似体験してしまう
霊感が強くて修行をしてない人は
日時茶飯事の出来事になるんよなぁ
私も同じやけど
人の感情が流れてきて困る事が多い
オウム真理教は80年代で
私は小学生ゲルニカ事件が1988年なので
オウム真理教って話はテレビで見てた頃
10年ズレてたら私達の年代がドンピシャ
そう考えたらやるせなくなる
ムーの雑誌やら普通に教室にあった時代
13歳の年の差があるけど
たったその年齢の差で私達の90年代は
宗教と言えば創価学会とか幸福の科学
オウムもあったと思うけど
10年の違いがあれば浸透せんのが事実
井上嘉浩さんが比較的若くて48歳
入信する前の話を見てたら
本当に残念にしか思えん人達ばかり
死刑反対とも死刑認める
どちらでも私は無いけど中川智正さんに
関してだけ興味が出たのはね
中川智正さんの性格
ハッキリと道を示してくれる人を欲してた
優柔不断とは違うけど純粋すぎた人かなって
だからマインドコントロールをされてしまう
家族でも彼女でも誰かが理解して
強く道を示してたら道は違ったと思う
人を助けたいって理由で入信したのに
2ヶ月で殺人を訳も分からずに加担させられる
踏みとどまれんぐらいの洗脳
本当に良い人に恵まれたら 、、、って考える
逮捕されて洗脳が解けた時から
事件について話し始めて自分の体験を
科学者の人に話したりして貢献を始める
本を読んで執行される4日前に
メールを届けてお礼を言ってるのを見たけど
洗脳が解けた後からの姿が
本来の自分に戻ったと見えるので
更に道を間違えた事実が悔しくなる
人の命を奪うのは
どんな理由があるとしても許されんけど
マインドコントロールやらをした人間が
本当に許せんくなる
上祐史浩さんみたいに弁が経つタイプなら
上手く加担せんで良いように出来たとか
色々と考えてしまうけど無理な人もおる
本を読んで人柄が分かるから
余計に今は残念の一言
最後に元に戻った姿で
最期の姿は誰より立派やったと思う
自分の足で歩いてあの場所に行く
シンクロしてしまったのは
中川智正さんがそんな力を持ってた人やから
精神科医の人達も本人には何かあると言って
最初から精神に異常をきたしてたとしたら
マインドコントロールは簡単に出来てしまう
手術中に倒れるとか医局での出来事を
自分で処理出来ない人やったんやとしたら
外科医の道を外れて研究者の道もあって
中川さんみたいな人は
離島とか過疎化の地域でお医者さま
そう呼ばれて地域の人と交流があれば
患者さんが亡くなっても次に進める
お年寄りの言葉には重みがあるから
それを聞いたりして更に良くなれたかも
優しすぎたから自分の道に疑問を持ち出して
誰からも理解されんからオウムに入った
絶望のままに入信したとか
そんな道を示してあげられる人が居たら
死刑囚になったりしてないだろうなって
二度とオウムみたいなカルトは見たくない
マインドコントロールされて
洗脳が解けた時に死刑囚とか残酷すぎる
洗脳して人の命を奪わせるのも許せん
ただ、ただ、悲しいだけの本やった
道を示してほしいって
私も1人だけそんな男を知っとる
違いすぎると言われればそうなんやけど
根本的な部分が同じにしか見えん
依存型も自分で決めきらんのも含めて
似とるなって感じてしまう
中川智正さんにそんな人がいれば
って思わずにいられない
初めてよ、手記を読んで泣いたのは
1988年と同じタイプの人を知っとるから
尚更シンクロしてしまうんやろって自覚しながら本を読む 、そうすると感情がね 、、、
精神的な支えは
こんなタイプの人には必要やった
それが中川智正さんの場合は
オウムにしか見い出せんかったのが辛いね
彼女がそんな人なら
今頃は気さくな優しいお医者さんで
文献を書いたり論評されたりしてたかも
人を助けたいって思うなら
色んな道を模索する時間があれば良かった
理解されんで苦しむだけやから
模索する時間がなく宗教に入ってしまった
本当に残念