韓国企業は「決壊ではない」 ダム決壊で300人不明 ラオス南部

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ラオス南部で建設中のダムが決壊し、数百人が行方不明になっていると、国営メディアが報じている。

一方、建設工事に参加している韓国の企業は、ダムは決壊ではなく、氾濫したと説明している。

ラオスの国営メディアによると、23日夜、南部のアッタプー県で、建設中の水力発電ダムが決壊し、大量の水が流れ出た。

流れ出た水は、6つの村を襲い、これまでに数十人が死亡、およそ300人が行方不明となっている。

このダムは、ラオス、タイ、そして韓国の企業の合弁会社が建設していて、韓国のSK建設は、「ダムは決壊しておらず、一部が壊れただけだ。責任の有無は、原因が究明されてからになる」と話している。

ダムは、およそ9割が完成していて、2019年に商業運転を開始する予定だった。