【格闘技】木村翔が中国へ出発 「歴史に名を残す」2018年7月25日 紙面から
ボクシングのWBOフライ級王者・木村翔(29)=青木=が24日、中国・青島市で同級4位フローイラン・サルダール(29)=フィリピン=と対戦する2度目の防衛戦へ向け羽田空港から出発した。中国で日本人選手が防衛戦を行うのは初めて。 木村は前日に観測史上最高の41・1度を記録した埼玉県熊谷市の出身。「熊谷が史上最高を記録したので、自分も負けないように史上初の中国での防衛を果たして歴史に名を残したい」と話した。 中国は昨年7月、五輪2大会連続金メダリストで地元の英雄である鄒市明(ゾウ・シミン)を破って王座を獲得した地。苦手意識はない。「体重はリミットまであと2キロ強。体調はずっといいい。しっかり結果を残して帰ってくるだけです」と力強かった。 (藤本敏和)
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