価値観の共有化を自社のみならず協力者をも自社パートナーとして考えるサイボウズ社はいまの時代、圧倒的な成長産業だと思いました。何が凄いのかというとメンバーのモチベーション、サッカーの日本代表がワールドカップでみせた期待値を大幅に上回る活躍に似ている感じがして「石垣をつくるように個性を活かす」を自分のブログに真っ先に取り入れることにした。
「会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているかもしれない。」を読んだ書評
(今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」)
会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。
- 作者: 青野慶久
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2018/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
会社というモンスター
会社というモンスターというと「いったい何のこっちゃ」とブラック企業の一種なのかねと最初思いました。読んでみてわかったことは成長産業で陥りやすい潰れてしまい離職していった人たちの価値を見直すことでさらなる高みを目指すための指標だった。なので、うーん~回泣きました。
会社の中のエリートプレイヤー
意識高井さん(「幼女戦記」という漫画の転生して幼女になる主人公のイメージ)を久々に登場させてみました。会社の中のエリートプレイヤーは目標にすることを間違っている、自分が会社にとって特別な存在だと思い込んでいるだけで実際はただ利用されているだけなのに気づいていない。
それに気がつかないでいると駅のホームでドーン、ユーアダーイ
カイーシャ
ブランド企業にいる痛い奴によって形成される「カイーシャ」、外向きは凄ーと思われていても内部的には資源がどんどん減っていってヤバいと思っていたりする。外的な資源をどうやって確保するかを必死に考えた結果は大抵の場合
「俺みたいにモテ男になりたかったら俺のやり方をマネするんだな」、はいコンサル料「~万よこしな」
こういったパターンが多いです。従来の会社形態なら立身出世が圧倒的に信頼度が高いので~さん最高ッスみたいなのが当たり前に起きているしこれはこれからも続くとも思われます。しかし、無理して「カイーシャ」の一員になることが合理的でしょうか?
本を読んでみたら、カイーシャ的な存在を見直せると思いますよ。
シェアするといった考え方
近年シェアといった考え方が頭角を現していますが、これからも伸びるんだろうなと私は思います。何故なら、いちいち干渉してこられるのを嫌がる人やいい部分だけ取り入れたいと思う人が多いからです。
「属している奴らだけえー思いしようなんて思っちゃあきませんで 」
これに応えられる会社は今後も伸びるんだろうなーと正直思いました。
多様化との向き合い方
支持層が多くなり組織が大きくなるとどうしても価値観が多様化してしまい収集がつかない状態になります。こうした時、どうしたらよいのか考えてみましょう?
信用する
担当させる人間をとことん信じる。これしかない。
「誰になんと言ってほしいのか」
担当する人間に結果を出してもらう。やるべきことをきちんとやらせる、ただそれだけだと思います。
本を読んだ感想
本の概要をまず説明すると、「会社に何をしにくるのか」をきちんと理解させた上で会社に貢献できる人を色んな角度からみてサポートするといった内容。この背景に離職率が増加してしまったという経緯あって、いまだに離職率がハンパネー会社はサイボウズ社を見習った方がいいんじゃないのと正直思いました。
サイボウズユーザー(フィードバックを重視するに泣いた)
サイボウズの強みはなんといってもユーザーを大切にしているところだなーと正直思いました。サイボウズの協力者を大切にしていくことで未知の力(良いアイデアがどんどん生まれ、イノベーションが起こりやすくなる。
「もちろん届きますよー。」
レビュー
Amazonのカスタマーレビューを書きました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。