先日ふと以下のようなツイートをしたら、生まれて初めて1万RTされたので、ちょっと詳しく思い出してみたいとは思いますが、無理だと思うので覚えている範囲で書きます。笑
埼玉県の某村でのお話です
今はもう合併してないのですが、私は小中と、埼玉県のとある村に住んでおりまして、そこでのお話です。
リプライを見ると埼玉県以外でもいっぱいかぶっているようですね。
1年生になり、片道30分ほどの道のりを通学していました。
何しろ村には1校しか小学校がありません。遠いと低学年のうちはバスで通学でした。4kmくらいの遠い場所もあったので。
それで、徒歩でもヘルメット着用だったんです。
それで、鼻血がよく出るようになってしまいました。
大学病院を受診
お恥ずかしい話なんですが、当時その村には内科が無く、少し遠い、毛呂山町の埼玉医科大学の耳鼻科を受診しました。
結果としては、(覚えているものが合っていれば)鼻血の直接の原因は鼻の粘膜が一般の方よりも薄いこと。なので、今でも鼻血出して鼻に詰め物しながら授業したりします。笑
そして、ヘルメットの着用による頭の温度が上がることも原因の一つとして考えられるということでした。
その結果を根拠に、連絡帳でヘルメット着用ではなく、隣町のように帽子を被ることを個別対応として許可してもらえるか連絡し、無事に許可が下りたため、私は白いヘルメットから黄色の帽子(違う学校の校章入り)へと無事に移行することができました。
自由研究で温度計測
これは完全にうろ覚えなのですが、以下のような条件で自由研究をした覚えがあります。(確か小1の夏。)その時は1年生でも理科があったのです。(2年から生活科になった)
- 通学時のヘルメット
- 麦わら帽子
- 赤白帽
の3つを被り、それぞれ日なたと日陰に(どのくらいか忘れたけれども)一定時間いた後、頭部の温度を測る。また、その時の汗のかき方も記録。
結果として、日陰であっても通学時のヘルメットは温度が上がる。という結果だったように思います。
母の調査が始まる
どこの大学の先生か知りませんが、大学の先生に協力いただき、データを取り始めます。
私が母から説明されたのは、「身長くらいの高さから1度でも落とすと、指定のヘルメットは、ヘルメットとしての効果が無くなる」ということ。温度のデータもとっていたと思いますが、落としたら使えないというデータのみ説明されました。
と言うことは、班長旗で叩かれたり、放り投げられたり、不慮の事故でフックから落ちてしまったヘルメットは、保護するという機能が万全ではなくなっているにも関わらず、みんなは暑いのを我慢してかぶり続けているということです。
そういう結果が出たようで、母はこの時点でPTAに働きかけを始めます。
PTAによるアンケート調査が行われる
データを元に、PTAで話し合いが行われたようで、その後しばらくして、全家庭にアンケートが配布されます。ヘルメットをこのまま続けるのか、帽子にするのかのアンケートです。
結果は知りませんが、その後早い段階でヘルメットは廃止され、帽子での通学になりました。
という訳で、これだけしか覚えていないのですが、私が覚えている全容はこんな感じです。
本当ならばバズった段階で母に詳細を聞きたいところですが、母は既に10年以上前に亡くなっておりまして、何も聞けないんです…。
ただ、20年以上も前の母の行動が、今になって色々な方に見ていただけて、誉めていただけたことは素直に嬉しく、後ほど実家に行って仏壇の前で報告をしてきたいと思います。
その他にも、母スゴすぎエピソードとしては、私が生まれてから毎週私の成長を記す新聞を作り、親戚に送りつけていたことなんかもありますが…(ファイリングされており、かなり分厚い)
いずれにしても、愛されてたんだなー、と今更。
親孝行したいときに親はなし。
全く。
すごい母でありましたな…。