ディエンビエンフー:西島大介のマンガ 足かけ17年の連載に幕
マンガ西島大介さんのマンガ「ディエンビエンフー TRUE END」が、25日発売の連載誌「月刊アクション」(双葉社)9月号で最終回を迎え、足かけ約17年におよぶ連載に幕を下ろした。同作は、角川書店(現KADOKAWA)の批評誌「Comic新現実」で「ディエンビエンフー」というタイトルで連載が始まり、続いて小学館の月刊マンガ誌「IKKI」で連載されたが、連載誌が休刊。2017年1月に「月刊アクション」で「ディエンビエンフー TRUE END」として復活したことも話題になった。
「ディエンビエンフー」は、ベトナム戦争の渦中、米軍の従軍カメラマンだったヒカルとゲリラの少女の出会い、恋などが描かれた。
西島さんは「着想は2001年発表の『とらしまもよう』。そして05年に『ディエンビエンフー』の連載が始まり、角川、小学館IKKIと渡り歩き、ようやく正しく完結することができました。こうして紙の雑誌上で無事完結を迎えられたことをうれしく思います。読者の皆様の応援と、編集部のご理解のお陰だと感謝しています。カム・オン!(ベトナム語でありがとう) 最終話には99%満足しています。残り1%は今から描く単行本描き下ろし分。9月刊の単行本にご期待ください」とコメントを寄せている。