既にいくつかのブログで取り上げられ、いろいろな見方があるようですが、私の所感は以下のとおりです。
・純資産5,000万円を下回ると、貸金業登録が更新できず、貸金業登録が抹消されるので、4月決算を締め、赤字による不足分を補うため、純資産5,000万円をかろうじて超える2,100万円増資した。
・「建前上」内部管理態勢を強化し営業再開を目指すといっている手前、今後の調停や裁判などを考慮すると廃業はなんとしても避けなければならない。
(参考記事)・【ラッキーバンク】現時点で懸念される2つの事項ッキーバンク】現時点で懸念される2つの事項
2,100万円という中途半端な数字から感じるのは、営業再開を目指しての本格的な資本増強のレベルではないということです。営業再開する気はないけど、現時点での廃業は、後々の展開を考えるとまずいので、とりあえず資本注入でつないでいくというイメージです。
気になるお金の出所ですが、親族の誰かが負担したということでしょう。最悪のケースとしては、投資家からの資金の流用(典型的なポンジスキーム)ですが、さすがに金融庁の監視下でここまでの「暴挙」はないとは思いますが・・・。
残念ながら、この増資および貸金業登録更新をもって、「営業再開に向けて希望の灯が見える」とか「頑張っている」とかにはつながらないと思います。
「預託金口座の廃止」と同様、金融庁対策としてのやむにやまれずの対応でしょう。
今後も裁判を想定して、メールなど証拠が残るものには、弁護士検閲済みのコピペで対応していく方針には変更がないと思います。
ラッキーバンクが気にしているのは、被害者の会との裁判、金融庁によるプレッシャーであって、最近の一連の動きからは、投資家からの信用回復や投資家利益の保護などは、ほとんど眼中にないように感じます。
同族経営の怖さを感じますが、こういう悲しい現実を直視しながら、信用できる事業者を選んでSL投資をしていかなくてはならないですね。
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