初心者SL投資者様から以下の質問をいただきましたので、その回答を中心に記事にします。

>1.maneo本体の案件
>2.maneo本体とほぼ同等扱いのプレリートファンド
> 3.maneoファミリーの一員であるLCレンディング
> 4.maneoファミリーでLCレンディング以外の事業者
>  slinvestor様は、1~4全て投資は見送りですか?
> それとも、maneoファミリーと呼ばれる3と4だけですか?
> または、拘束期間が長いプレリートファンドはあまり好まれないと言われてましたので、2番も見送りですか?
> NHKの報道とかでは、どうみてもmaneo本体が悪いことをしたように見えます。maneo本体も見送りでしょうか?

1・2・4は原則業務改善報告書が提出される8月13日まで見送り予定です。

> 私自身、特に勿体なく感じるのは、LCレンディングの保証付き案件です。LCレンディングが、今後いくら誠実に事業を進めても、maneoとつながりがあることによって、倒産等のリスクにさらされるのでしょうか?


LCレンディングは、「maneoファミリー」というカテゴリーより、「上場会社子会社」として捉えているので投資継続予定です。

ただ、経営方針が大きく変わったので、様子見もあり、金額を減らしたり期間を短くすることになると思います。
 
> 運用金額が少ない数百万円程度の方でも、この際、maneoから出金してTATERU FANDINGに乗り換えた方が、安全でしょうか?

利回りにこだわらないなら、案件も特定できるしTATERU FUNDING の方が安全でしょう。
 
> 先月、最も事業者リスクが少ないと言われていたSBIですが、遅延が発生(連絡が取れない?)とかのニュースをみて不安になっています。slinvestor様の事業者評価に影響はありましたか?

私も60万円程度被弾しましたが、案件リスクは、SLの仕組上避けられないと思います。事業者評価に変更はありません。
> クラウドバンクについても評価は変わらずでしょうか?
> 円⇔米ドルの両替サービスを行っても、為替損失の発生は、変わらずと
> 考えていますが、従来通り国内案件のみ投資で問題ないでしょうか?

クラウドバンクは、貸付先匿名解除への対応が気になっています。一度事業者に確認しようと思います。

> ここ最近のSL業界の変動について凄まじい物を感じます。正しい情報を掴んで生き残れる様にしたいと考えております。

本当にそうですよね。SLについては、従来の見方を大きく変えなければいけないと思います。

ちなみに、現時点での私の事業者評価は以下のとおりです。
私の独断と偏見による事業者リスクに基づく勝手格付け
格付け事業者(投資予定額:万円)
AAASBISL(700) TATERU FUNDING(1,000) 
AA LCレンディング(250)Ownersbook(150) 
Amaneo (250)crowdbank (200)プレリートファンド(100)
maneoについては、AA⇒Aに格下げです。業界最大手ではあるものの、非上場会社であるので、上場会社に比べてコーポレート・ガバナンスやコンプライアンス意識に劣るのと賠償リスクを加味し判断しました。
近々上場会社系で3社SLに参入予定と聞いているので、それらを組合せた上場会社系中心のポートフォリオにするつもりです。

PS yasu様より以下のメールをいただきましたが、今回の記事に関連するところも多いと思うので、以下のとおり回答します。

引用

いつも興味深く記事を拝見しております。
投資スタンスに関して基本的なことで恐縮ですがご教授いただけますでしょうか。
LCレンディングは投資適格とのご判断かと思います。上場企業の保証があるのであれば、私も投資したいと思うのですが、なぜ担保をつけてまで約6%でお金を集めているのかが気になります。上場企業であれば3%程度で借りられると思いますし、社債などで自分で調達すればいいのではという疑問です。LCレンディングが経済合理性にかなった行為をしているのであれば納得して投資できますので、ぜひご教授いただければと思いメールしました。
よろしくお願いします。

maneo瀧本社長が2017年8月1日のブログで以下のとおり述べています。

引用

LCホールディングスの本荘社長は、先日の私のインタビューの中で、
「キャピタルゲインは株式で、インカムゲインはLCレンディングの匿名組合出資で(得てほしい)。」と発言されました。

上場して、純資産が50億円になるまで、何年かかったかは聞き忘れてしまいましたが、2年で匿名組合出資50億円以上となったことは確かです。 
あなたはこれを、どう考えますか?
私は、2年で50億円というのは、結構スゴイことだと思います。

それも、社債ではなく、匿名組合出資で、ですから。

・社債はプロジェクトに失敗しようが、会社として全責任を負う。
・匿名組合出資は、プロジェクトに失敗のリスクは投資家が負っている。

企業の「資金調達面」だけを考えれば、

・匿名組合出資が都合がよく
・集めるスピードも速いと言えるのではないでしょうか?

要は利回りは高くても、いざという時リスクをSL投資家に転嫁できるので経済合理性があるということでしょう。(デットとエクイティの中間のようなもの)ちなみに、LCHDグループは資金調達をすべてSLに依存しているわけではなく、銀行借入7割~8割 、SL2割~3割のはずで、資金調達の多様化の一つのオプションとして位置づけているのだと思います。会社の規模から言って、低利で社債調達するだけの信用力はないと思います。

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